西口宗宏事件、一般社会に与えた影響は
今年こそは暮れになっても慌てぬ様にと、毎年同じことを思いながら、相も変わらず年の瀬も押しせまり何かとあわただしく・・・とは何処も同じくり返しであろうと思う。私のように小さいながらも仕事をしているものには、日本独特の盆と暮の贈答品の習慣がある。贈って下さる方々は、お世話になった・・・から、是非、相も変わらず来年もお取引をの気持ちが含まれている。
頂いて一番辛いのは、余り仕事を発注しなかった相手から頂くこと。大した仕事が余り出ていないので、決して心遣いをしないで欲しい・・・と告げているにも拘らず、贈られて来る場合。数百万円の工事になると相見積をとりお安い方に依頼するので、出してあげたいとは思っても、3割位の割高の差額は、嫌おう無しに、一方的にお安いほうに発注することになってしまう。
ある方からは毎年恒例のお林檎が届いた。これは彼自身の農場で採れたものなので遠慮なく頂いているが、加えて店舗で購入されたものも贈られて来る。私は、お林檎だけでお気持ちは十分だから・・・と常日頃伝えてはいるが、今年も例年通り送られてきた。当方に色々沢山贈って下さる理由をおっしゃったことがあった。
10年ほど前に自宅を新築された際『家の借金は一日でも早く返したほうが良い』と私が無意識に口にしたらしい。『少しでもお金が手元に残ったら、即銀行に返済しなさい。銀行では、返されるのを嫌がるかも知れないけれど構わず返したほうが良い』それを真面目に実行してきたため、20年ローンで組んだローンを10年経たずで借金全額返金してしまったとう。これは一重に私の一言なので、その一言のお礼と感謝も含まれているとのこと。
それまで彼の妻も時折一緒に仕事場に見えていらしたが、言われてみるとお金を稼ぐべく他所に働きに行かれたようだ。こんな心がけが立派な業者さんは、この不景気に体が間に合わないほどお仕事に恵まれているとのこと。我が家の修理も半年前に依頼したものの、どっちでも良い仕事と思われていて未だに手付かずである。
私は当たり前のことをひとこと言っただけである。自分自身借金は無いほうが良いと思っているので、多分無意識で誰にでも行っている私の『毎度の台詞』でもある。だからといって言葉を忠実に守り≪私にとっては覚えていらして実行され,お陰様で≫とお聞きするだけで嬉しいもの。感謝の気持ちを毎年繰り返し下さり嬉しい限りである。こんな時頂き物よりもこの感謝のお気持ちを思い出すだけで私は幸せを感する。
度々当ブロクで取り上げた尾崎宗秀さんと加害者西口宗宏は、これとは逆で、幼少時代から可愛がってくれた恩人とも言うべき相手を殺してしまった。西口宗宏は、幼少時代母親は尾崎さん宅の手伝いをしていた時も有ったらしい。12月10日当ブログの両者の関係が想像できる様な三角関係でもある。
亡くなった西口の母親がどんな方なのかニュース記事からは何も知ることはできないのが残念ではある。母親は何かして頂いた折、『感謝』を教えることは無かったのであろうか。
夕方駐車場で来客を見送っていると、通行人の中に見覚えがあるお顔がニコニコと私の顔を見て微笑んだ。よく見ると,これも8月19日付けのブログの主人公Aさん。タイ人のヒモになり、生活保護を需給していた40代の青年である。派遣ではあるが、前にいた会社から声がかかり、働き始めたそうである。『よったね』1時間ほどの道のりを徒歩で通勤している。自転車になることもあると立ち話ではある。
寒いからコーヒーでもと言いたい私ではあった。が尾崎さんの事件は、人様に親切にすることも憚れ、人を疑い人を信じてはいけない忠告のようにも受け取れる。西口宗宏の犯した2件の殺人事件は、一般市民である私にもこの様な思いにさせたことを想う時、二人を殺人したばかりで無く、社会的にはそれ以上の問題を含んでいる嫌な事件であった。
頂いて一番辛いのは、余り仕事を発注しなかった相手から頂くこと。大した仕事が余り出ていないので、決して心遣いをしないで欲しい・・・と告げているにも拘らず、贈られて来る場合。数百万円の工事になると相見積をとりお安い方に依頼するので、出してあげたいとは思っても、3割位の割高の差額は、嫌おう無しに、一方的にお安いほうに発注することになってしまう。
ある方からは毎年恒例のお林檎が届いた。これは彼自身の農場で採れたものなので遠慮なく頂いているが、加えて店舗で購入されたものも贈られて来る。私は、お林檎だけでお気持ちは十分だから・・・と常日頃伝えてはいるが、今年も例年通り送られてきた。当方に色々沢山贈って下さる理由をおっしゃったことがあった。
10年ほど前に自宅を新築された際『家の借金は一日でも早く返したほうが良い』と私が無意識に口にしたらしい。『少しでもお金が手元に残ったら、即銀行に返済しなさい。銀行では、返されるのを嫌がるかも知れないけれど構わず返したほうが良い』それを真面目に実行してきたため、20年ローンで組んだローンを10年経たずで借金全額返金してしまったとう。これは一重に私の一言なので、その一言のお礼と感謝も含まれているとのこと。
それまで彼の妻も時折一緒に仕事場に見えていらしたが、言われてみるとお金を稼ぐべく他所に働きに行かれたようだ。こんな心がけが立派な業者さんは、この不景気に体が間に合わないほどお仕事に恵まれているとのこと。我が家の修理も半年前に依頼したものの、どっちでも良い仕事と思われていて未だに手付かずである。
私は当たり前のことをひとこと言っただけである。自分自身借金は無いほうが良いと思っているので、多分無意識で誰にでも行っている私の『毎度の台詞』でもある。だからといって言葉を忠実に守り≪私にとっては覚えていらして実行され,お陰様で≫とお聞きするだけで嬉しいもの。感謝の気持ちを毎年繰り返し下さり嬉しい限りである。こんな時頂き物よりもこの感謝のお気持ちを思い出すだけで私は幸せを感する。
度々当ブロクで取り上げた尾崎宗秀さんと加害者西口宗宏は、これとは逆で、幼少時代から可愛がってくれた恩人とも言うべき相手を殺してしまった。西口宗宏は、幼少時代母親は尾崎さん宅の手伝いをしていた時も有ったらしい。12月10日当ブログの両者の関係が想像できる様な三角関係でもある。
亡くなった西口の母親がどんな方なのかニュース記事からは何も知ることはできないのが残念ではある。母親は何かして頂いた折、『感謝』を教えることは無かったのであろうか。
夕方駐車場で来客を見送っていると、通行人の中に見覚えがあるお顔がニコニコと私の顔を見て微笑んだ。よく見ると,これも8月19日付けのブログの主人公Aさん。タイ人のヒモになり、生活保護を需給していた40代の青年である。派遣ではあるが、前にいた会社から声がかかり、働き始めたそうである。『よったね』1時間ほどの道のりを徒歩で通勤している。自転車になることもあると立ち話ではある。
寒いからコーヒーでもと言いたい私ではあった。が尾崎さんの事件は、人様に親切にすることも憚れ、人を疑い人を信じてはいけない忠告のようにも受け取れる。西口宗宏の犯した2件の殺人事件は、一般市民である私にもこの様な思いにさせたことを想う時、二人を殺人したばかりで無く、社会的にはそれ以上の問題を含んでいる嫌な事件であった。
人のおごり・島田神助さん事件より
『破滅の過程梅原猛著・日常の思想より』抜粋
一人の人間が破滅する時には、必ずそれに相当する過程をたどる。破滅は多く、思い上がりから起こる。苦労の結果、やっと人がある地位についた時、一瞬心の中に安心感と共に、悪魔の声が目覚める。『俺は偉いのだ。俺は何でも出来るのだ。』そういう声と共に、想像も出来ないほど彼は、軽率になり、地位を利用して、私情を満たす。
しかし、破滅は決して一度の愚行に起こらない。なぜなら人は、過去の経験の目でもって見ているので、一度の誤りによって光栄ある歴史を持つ人を疑おうとしないからである。しかし、その人が誤りに固執し、さまざまな詭弁でもって、自分の誤謬を正当化し、彼に忠告する人々を遠ざけ、かえってその人たちを誹謗中傷する時、彼の破滅はかなり決定的となる。そして彼が最近知りあったばかりの、あまり信用出来そうもない人物と結んで、さまざまな画策をし、長い間彼と親しんできた友人や部下を不利に落としいれしようとする時、彼の破滅はもはや避けることが出来ない。
彼は彼の行動を忠告する声にも全く耳をかさず、周囲の状況をも全くみようとはせず、一目散に破滅に直行してゆく。たった一度の誤りを誤りと素直に自ら認められないために,老いて、友にも見捨てられ、部下にもそむかれ、ただ一人、破滅の道を歩む人の惨めさよ。神あれば、神よ彼に正しい道を教え給えと思うのであるが、破滅してゆく人間の心の奥には、神の心すら全く届かない深い闇があるように思われる。
最近の事件では島田神助さんを思い出す。
小さいことでは、人に忠告する、人から忠告をされる。その時自分は忠告された事にどのように反応する人間であるか。表向き頷きながらも、このことを恨みどこかで足を引っ張ってやろうと手ぐすね引いて待っている人間もいる。その忠告が如何にその人にとって大事なことであるか考えるすべもない。
だんだんまともな人は離れてゆく。2・3度の忠告で後は笑って見過ごすばかりになる。気がついた時には、愚か者か深く物事を考えることが出来ない人間ばかりが周りにいるようになる。忠告された時、心から『有難い』と思い『ありがとう』といえない人は悲しい。
今年の春までカウンセラーを仰せつかっていたリトアニアからの留学生である。私のお誕生日に、素敵なXMASカードを贈ってくれた。さて、私は故国に彼女が帰ったあと、彼女の誕生日には何もしてあげなかったので、クリスマスプレゼントに彼女の好物であったお味噌を送るべく、他に何が欲しいかメールを送った。カレールーと海苔と返事がきた。私は航空便で送るのに、出来るだけ重量を軽くするため、スーパーをはしごで半日かけて適当な品を探し出し、粒状の味噌汁と、粉末のカレールーと、一口大に切断された大袋の海苔を買い込み、なるべく重量が増さないそれでいて型崩れしそうにないダンボール箱をやっとで探し出し、安い郵送方法を探し出して、かの国へ郵送手続をした。が、ここで問題があった。彼女の数字は、1と7と9が区別できず、3と8も読めないので、私は幾度も注意したことがあった。
『日本では、小学校の先生は、字が丁寧且つきれいで、驚くほどなのに、貴女はこんなで、学校の生徒や父兄から文句は出ないの?』と思い切って言っては見たものの、全く無視されたものだ。しかし、彼女の住所を記したどれを見ても、はっきりこれはといえるものはなく、だから、私からのプレゼントは、必ず彼女の元に届くかどうかわからない。メールで、クリスマスプレゼントに、これらの品を航空便で送ったこと。カレールーを使わないカレーの作り方を説明したところ、『思いもかけないプレゼントに私と母は大喜びです。母も日本の味噌汁とカレーライスが大好きなのです。』と、即日に返事がきた。
彼女とお母さまの手に取るように喜んでいる様子が伝わってきた。私はケニアの少女とリトアニアの彼女には、自署でなく、パソコンで活字にしたものを貼りつけている。幾ら丁寧に崩さずに書いてもパソコンで打った活字にはかなわないから。自分の字は誰でも読めると思うこと事態も長年教師をしてきたおごりであろうか。小さいことではあるが、小さい立場の人でもおごりがある。偉くなった時に、島田神助さんのようになってしまうのだろう。何処で線を引くとはならないから、己が小さい時から≪年齢ではない≫おごりが無いように努力せねばならない。
一人の人間が破滅する時には、必ずそれに相当する過程をたどる。破滅は多く、思い上がりから起こる。苦労の結果、やっと人がある地位についた時、一瞬心の中に安心感と共に、悪魔の声が目覚める。『俺は偉いのだ。俺は何でも出来るのだ。』そういう声と共に、想像も出来ないほど彼は、軽率になり、地位を利用して、私情を満たす。
しかし、破滅は決して一度の愚行に起こらない。なぜなら人は、過去の経験の目でもって見ているので、一度の誤りによって光栄ある歴史を持つ人を疑おうとしないからである。しかし、その人が誤りに固執し、さまざまな詭弁でもって、自分の誤謬を正当化し、彼に忠告する人々を遠ざけ、かえってその人たちを誹謗中傷する時、彼の破滅はかなり決定的となる。そして彼が最近知りあったばかりの、あまり信用出来そうもない人物と結んで、さまざまな画策をし、長い間彼と親しんできた友人や部下を不利に落としいれしようとする時、彼の破滅はもはや避けることが出来ない。
彼は彼の行動を忠告する声にも全く耳をかさず、周囲の状況をも全くみようとはせず、一目散に破滅に直行してゆく。たった一度の誤りを誤りと素直に自ら認められないために,老いて、友にも見捨てられ、部下にもそむかれ、ただ一人、破滅の道を歩む人の惨めさよ。神あれば、神よ彼に正しい道を教え給えと思うのであるが、破滅してゆく人間の心の奥には、神の心すら全く届かない深い闇があるように思われる。
最近の事件では島田神助さんを思い出す。
小さいことでは、人に忠告する、人から忠告をされる。その時自分は忠告された事にどのように反応する人間であるか。表向き頷きながらも、このことを恨みどこかで足を引っ張ってやろうと手ぐすね引いて待っている人間もいる。その忠告が如何にその人にとって大事なことであるか考えるすべもない。
だんだんまともな人は離れてゆく。2・3度の忠告で後は笑って見過ごすばかりになる。気がついた時には、愚か者か深く物事を考えることが出来ない人間ばかりが周りにいるようになる。忠告された時、心から『有難い』と思い『ありがとう』といえない人は悲しい。
今年の春までカウンセラーを仰せつかっていたリトアニアからの留学生である。私のお誕生日に、素敵なXMASカードを贈ってくれた。さて、私は故国に彼女が帰ったあと、彼女の誕生日には何もしてあげなかったので、クリスマスプレゼントに彼女の好物であったお味噌を送るべく、他に何が欲しいかメールを送った。カレールーと海苔と返事がきた。私は航空便で送るのに、出来るだけ重量を軽くするため、スーパーをはしごで半日かけて適当な品を探し出し、粒状の味噌汁と、粉末のカレールーと、一口大に切断された大袋の海苔を買い込み、なるべく重量が増さないそれでいて型崩れしそうにないダンボール箱をやっとで探し出し、安い郵送方法を探し出して、かの国へ郵送手続をした。が、ここで問題があった。彼女の数字は、1と7と9が区別できず、3と8も読めないので、私は幾度も注意したことがあった。
『日本では、小学校の先生は、字が丁寧且つきれいで、驚くほどなのに、貴女はこんなで、学校の生徒や父兄から文句は出ないの?』と思い切って言っては見たものの、全く無視されたものだ。しかし、彼女の住所を記したどれを見ても、はっきりこれはといえるものはなく、だから、私からのプレゼントは、必ず彼女の元に届くかどうかわからない。メールで、クリスマスプレゼントに、これらの品を航空便で送ったこと。カレールーを使わないカレーの作り方を説明したところ、『思いもかけないプレゼントに私と母は大喜びです。母も日本の味噌汁とカレーライスが大好きなのです。』と、即日に返事がきた。
彼女とお母さまの手に取るように喜んでいる様子が伝わってきた。私はケニアの少女とリトアニアの彼女には、自署でなく、パソコンで活字にしたものを貼りつけている。幾ら丁寧に崩さずに書いてもパソコンで打った活字にはかなわないから。自分の字は誰でも読めると思うこと事態も長年教師をしてきたおごりであろうか。小さいことではあるが、小さい立場の人でもおごりがある。偉くなった時に、島田神助さんのようになってしまうのだろう。何処で線を引くとはならないから、己が小さい時から≪年齢ではない≫おごりが無いように努力せねばならない。
動物を殺生することへの人間の戒め。何が殺人者をかりたてるか
1:埼玉県山郷市の路上で先月、同市立中学3年の女子生徒(15)が刃物で襲われた事件で、同県警に殺人未遂などの疑いで逮捕された同市に住む通信制高校2年の男子生徒(16)が事件前、「動物を殺したので次は人間を殺すつもり」などと周囲に話していたことが捜査関係者への取材で分かった。県警は、男子生徒が動物虐待を日常的に重ね、それがエスカレートしたとみて詳しい動機を調べている。
2:神戸連続児童殺傷事件(こうべれんぞくじどうさっしょうじけん)は、1997年(平成9年)に兵庫県神戸市須磨区で発生した当時14歳の中学生(以下「少年」と称す)による連続殺傷事件。別名『酒鬼薔薇事件』『酒鬼薔薇聖斗事件』とも呼ばれる。この事件で、2名が死亡し、3名が重軽傷を負った。
1の事件後テレビでは、事件を起こす少年の特徴として事前に動物虐待、または殺傷の兆候が見られる・・・・と専門家などが警告するようになった。これらの少年が犯す殺人・またはオウム事件などに対してもすでに梅原猛著≪日常の思想・昭和57年出版≫に既に問題提起されている。当時の日本社会の風潮からして、予想されていたということであろうか。以下全体は長いので一部省略させて頂く。
題目は『殺戮の文明』
久しぶりで故郷へ帰ってみると、かっての故郷はどこにもないのを感じる。まだ古い家はあり、昔の山はそこにある。しかし、生物が全くいないのである。子供のころ私は自然の子であり、活字のもとよりも、どじょうや、ふなや、とんぼやほたるのもとですごすことが多かったけれど、今、それらの動物はほとんどいないのである。秋の空には、赤とんぼが群れていた。あの空に群れている赤とんぼを見ると、私は不思議な幻想にかられたものだが、今はとんぼは一匹もいない。どじょうは子供の私には最大の友であった。・・・・・・・・以下省略・・・・
今は、どじょうばかりか、ほとんど生物らしきものもおらず、農薬のにおいが、いたずらにきたない小川にたちこめているばかりである。ああ、あのとんぼやほたるや、どじょうや、ふなはどこへ行ったのか。
子供の私は一個の殺傷者であった。私は、罪もないどじょうやふなの生命を奪うのを楽しみにしていた。しかし、子供の私が犯した殺傷の罪より、何千倍、何万倍の殺傷の罪が、文明の名により、生産増強の名により行われたのである。
農薬、それは農業生産増強の恩人、それにより農夫の労働は楽になり、我々の食料は豊かになった。けれど、その背後に空前とも言うべき殺生がおこなわれていたのである。どじょうは絶滅し、イナゴは食料用として養殖されるようになり、へびもかえるも住み家はなく、虫がいない村には、鳥だってこないのである。・・・・・・省略・・・・・・・私はもとより農業の使用に反対しようとは思わない。しかし、今現に、人間が犯している殺生の罪の深さを知れと言いたい。
仏教は何よりも殺生の罪を第一におく。それはキリスト教が第一におく、モーゼの十戒の中の『汝、殺すなかれ』という戒律とはちがうのである。汝殺すなかれは、人間を殺すことのみに当てはまるであろうが、殺生の罪は、全ての生きとし生けるものを殺すことにあてはまるのである。日本人は、近代文明を取り入れるとき、ついでに仏教を忘れてしまった。おそらく、真の仏教者であったら、近代文明が犯している殺生の罪の深さにおののくに違いない。
しかし、仏教を忘れた日本人は、殺生戒を犯しても、何の罪の意識も感じない。・・・・省略・・・・・こうした、殺生の罪を平気で犯した人間が、やがて人間同士の徹底的な殺戮を行うのではないかということが、何よりも心配なのである。人間的エゴイズムのために、他の国家、他の人類を全面的に滅ぼさないという保障などどこにもないのである。前者の罪を平気で犯した人間が、後者の罪をも平気で犯すであろうことは論理の必然である。後者の行為を人間に止めさせているのは、それが同じく全面的な破壊によって、報復されるであろうという心配のみである。しかし、それは、近い将来、その報復を省みず全面的な殺生の兵器を使用する無謀な個人や国家が出現するに違いない。今、まさに平安に見えるが、哲学者の私には、世界は破滅に向かって急速に進む一個の悲劇的なドラマに見えて仕方ないのである。
梅原先生のご推察のとおり、その後オウム事件が世を騒がせ、アメリカによるイラク攻撃が始まった。
師は『やはり・・・』と思われたであろう。
キリスト教では食事の前に神に祈る。それは人間が食するために殺生せねばならなかった食卓に、命を捧げてくれた動物に対しても感謝の祈りを捧げる意味もある。必要以上に動物を殺戮し、食品を無駄に破棄し、何とも思わない人間の中から、動物を殺生してもなんら心が傷まない少年が育つのではないだろうか。食すために飼育されている動物と巷を駆けめぐる、犬猫たち。それらに何ら違いはない。生きている目的が、人間の都合により異なるだけではないか。これらに対する感謝の心は、小さい時からの、家庭での会話などを通して、育まれるべきと私は考える。
某中国出身の若者が、生きている猿の頭を切って生きているままの猿の脳みそは美味しい。これを批判した私に、食べてみればそのすばらしさがわかる・・・・と、平然と言い放った。中国では、その昔、食肉文化があり、料理本も出ている。人間とは罪深き生き物である・・・と言わざるを得ない。
2:神戸連続児童殺傷事件(こうべれんぞくじどうさっしょうじけん)は、1997年(平成9年)に兵庫県神戸市須磨区で発生した当時14歳の中学生(以下「少年」と称す)による連続殺傷事件。別名『酒鬼薔薇事件』『酒鬼薔薇聖斗事件』とも呼ばれる。この事件で、2名が死亡し、3名が重軽傷を負った。
1の事件後テレビでは、事件を起こす少年の特徴として事前に動物虐待、または殺傷の兆候が見られる・・・・と専門家などが警告するようになった。これらの少年が犯す殺人・またはオウム事件などに対してもすでに梅原猛著≪日常の思想・昭和57年出版≫に既に問題提起されている。当時の日本社会の風潮からして、予想されていたということであろうか。以下全体は長いので一部省略させて頂く。
題目は『殺戮の文明』
久しぶりで故郷へ帰ってみると、かっての故郷はどこにもないのを感じる。まだ古い家はあり、昔の山はそこにある。しかし、生物が全くいないのである。子供のころ私は自然の子であり、活字のもとよりも、どじょうや、ふなや、とんぼやほたるのもとですごすことが多かったけれど、今、それらの動物はほとんどいないのである。秋の空には、赤とんぼが群れていた。あの空に群れている赤とんぼを見ると、私は不思議な幻想にかられたものだが、今はとんぼは一匹もいない。どじょうは子供の私には最大の友であった。・・・・・・・・以下省略・・・・
今は、どじょうばかりか、ほとんど生物らしきものもおらず、農薬のにおいが、いたずらにきたない小川にたちこめているばかりである。ああ、あのとんぼやほたるや、どじょうや、ふなはどこへ行ったのか。
子供の私は一個の殺傷者であった。私は、罪もないどじょうやふなの生命を奪うのを楽しみにしていた。しかし、子供の私が犯した殺傷の罪より、何千倍、何万倍の殺傷の罪が、文明の名により、生産増強の名により行われたのである。
農薬、それは農業生産増強の恩人、それにより農夫の労働は楽になり、我々の食料は豊かになった。けれど、その背後に空前とも言うべき殺生がおこなわれていたのである。どじょうは絶滅し、イナゴは食料用として養殖されるようになり、へびもかえるも住み家はなく、虫がいない村には、鳥だってこないのである。・・・・・・省略・・・・・・・私はもとより農業の使用に反対しようとは思わない。しかし、今現に、人間が犯している殺生の罪の深さを知れと言いたい。
仏教は何よりも殺生の罪を第一におく。それはキリスト教が第一におく、モーゼの十戒の中の『汝、殺すなかれ』という戒律とはちがうのである。汝殺すなかれは、人間を殺すことのみに当てはまるであろうが、殺生の罪は、全ての生きとし生けるものを殺すことにあてはまるのである。日本人は、近代文明を取り入れるとき、ついでに仏教を忘れてしまった。おそらく、真の仏教者であったら、近代文明が犯している殺生の罪の深さにおののくに違いない。
しかし、仏教を忘れた日本人は、殺生戒を犯しても、何の罪の意識も感じない。・・・・省略・・・・・こうした、殺生の罪を平気で犯した人間が、やがて人間同士の徹底的な殺戮を行うのではないかということが、何よりも心配なのである。人間的エゴイズムのために、他の国家、他の人類を全面的に滅ぼさないという保障などどこにもないのである。前者の罪を平気で犯した人間が、後者の罪をも平気で犯すであろうことは論理の必然である。後者の行為を人間に止めさせているのは、それが同じく全面的な破壊によって、報復されるであろうという心配のみである。しかし、それは、近い将来、その報復を省みず全面的な殺生の兵器を使用する無謀な個人や国家が出現するに違いない。今、まさに平安に見えるが、哲学者の私には、世界は破滅に向かって急速に進む一個の悲劇的なドラマに見えて仕方ないのである。
梅原先生のご推察のとおり、その後オウム事件が世を騒がせ、アメリカによるイラク攻撃が始まった。
師は『やはり・・・』と思われたであろう。
キリスト教では食事の前に神に祈る。それは人間が食するために殺生せねばならなかった食卓に、命を捧げてくれた動物に対しても感謝の祈りを捧げる意味もある。必要以上に動物を殺戮し、食品を無駄に破棄し、何とも思わない人間の中から、動物を殺生してもなんら心が傷まない少年が育つのではないだろうか。食すために飼育されている動物と巷を駆けめぐる、犬猫たち。それらに何ら違いはない。生きている目的が、人間の都合により異なるだけではないか。これらに対する感謝の心は、小さい時からの、家庭での会話などを通して、育まれるべきと私は考える。
某中国出身の若者が、生きている猿の頭を切って生きているままの猿の脳みそは美味しい。これを批判した私に、食べてみればそのすばらしさがわかる・・・・と、平然と言い放った。中国では、その昔、食肉文化があり、料理本も出ている。人間とは罪深き生き物である・・・と言わざるを得ない。
簡単に犯罪を犯す人間の環境とは?尾宗秀さん事件より
今私達日本を取り巻く問題。
犯罪が多すぎる。すれ違った唯それだけの理由で簡単に殺人をする事件の多さ。働こうとしない若い人たちの増加、生活保護という制度が働ける若人を甘いせりふで誘惑する。政治の不信、政治家の腐敗。放射能汚染、更には処分の問題が全く解決されていないにも拘らず、原発を推進しようとする政治家、政府関係者、電力会社並びに原発推進者の多勢。放射能による汚染を隠し、被害を拡販させている政府関係者諸君。目先の経済発展のことのみしか考えられなくなってしまった拝金主義者・・・でも日本人が拝金主義者であったがために日本の経済発展があった。
今まで数回に書いてきた堺市尾崎宗秀さん殺害事件。まず疑われている容疑者が西口宗宏。まだ警察から疑わしいと言うだけで、犯人断定はされていない。ここで気がついたのは、お札に家賃集めた人又は尾崎さんの唾液がついているのでは・・・と思う。よくお金を数える時、とりわけ年配の男性は、時々指をなめる癖の方がある。堺市警察署に連絡できる方がいらしたらお伝えして欲しい。
真面目に日本をそして自分たちの未来を考える時、上記に挙げた種々の問題抜きには、現在の日本を語れない。でも何でこんなになってしまったのでしょうか。年金問題ですら、60歳よりり受給であったものが最近は70歳という声まで出る始末。これから先の若い人たちがもらえないかも知れない・・・・とんでもないことです。でも今80歳前後の年金生活者の50年以上前の月給は一ケ月数千円でした。例え40年間年金を納めていてもその合計は、数十万円にもならないでしょう。それが日本人が長生きしてしまい物価が上がり、一般人の年金支給額は毎月20万円、一年に240万円として20年間支払っていれば4800万円です。国の年金基金が不足するのは当然のこと。お役人がこの単純計算を、小学生程度の算数計算を当たり前にしていれば何時か基金が不足することに気がついたはず。でもバブル絶頂期のとき、先のことは考えずに、厚生年金基金を取り崩し日本中に莫大な不要な箱物を作ってしまった。現在も年金支給額を数パーセント減額といっていますが、今年金を支払っている若い人たちの将来を十分考慮して欲しいと思う。
今の日本の混乱振りを嘆きながら凡そ30年前に書かれた梅原猛書《日常の思想》の中に、この日本の衰退と混乱を予測するかの如くの文章を見つけ、私はとても驚いている。さてこの書のなかに、子供の育て方に注意を促している。一部を抜粋すると、
『今でも私は、時々倉に入れられた夢をみる。まっ暗い倉の中で出してもらえない夢である。原因はひどく小さいことであった。ちょっとしたウソをついたとか、人のものをむやみに欲しがったことであったと思う。けれどこうした小さな過失を母は、絶対に許そうとはしなかった。母は徹底的に私の過失を責め、こらしめに倉に入れた。私は、恐怖におびえ、二度とウソをつくまいと心に誓った。その母は養母であったが、食うものも食わず、着る物も着ず私の養育に全力を注いだ。しかし道徳だけは別であった。いささかのウソも母は、決して許そうとはしなかった。(以下少々省略)私は、現代の親は道徳のためにこんなに子供を叱るかどうかを訝しく思う。現代の母親も父親と同じく子供に関して余りに寛容である。我々の道徳的バックボーンは、戦後の価値変革のために、へなへなに折れ曲がり、かえって時代の変化と共に自由に生きる功利的な知恵を発明した。こういう親に育てられる子供はどういうことになるのか。子供はおそらく親以上に道徳的確信を持たない。彼は一切の道徳を認めず、ひたすらその本能と欲望に忠実な人間となる。明治時代は、私は、科学のために宗教を否定した時代であると思う。昭和時代は、私は生産の為に道徳を否定した時代になるのではないかと思う。宗教と道徳を捨てた人間はどこへゆくのか。それは倉の中より、もっと暗い暗い闇の中でなかったら幸いである。』(梅原猛1925年生・哲学者)
この書を読むと、政治家の質の低下も、理解できぬ犯罪もなんとなく起こるべくしておきた・・・・ということかも知れない。昭和57年、著者57歳のときに書かれた書である。今の世をどんなにか嘆かれておられるであろうか。
私が子供が小さかったとき、子供を叱るのをみて、せせら笑う大人がいた。子供を叱らないで育てるのがここ数十年流行らしい。『我が家では子供を叱らないんです』等と自慢げにおっしゃる親たちも多い。また勉強以外は何でもよいと思っている親たちも。日常の道徳、生活全般に親自身が注意を払っていないのだから、子供を叱れるわけがない。ただ叱らないで子供を育てることは、自慢するべきことではないのだが。高学歴、難しい難関な試験を経て勝ち取った職を辞さねばならないような犯罪を犯す人たち。親自身の道徳観が子供に与える影響は大きい。
犯罪が多すぎる。すれ違った唯それだけの理由で簡単に殺人をする事件の多さ。働こうとしない若い人たちの増加、生活保護という制度が働ける若人を甘いせりふで誘惑する。政治の不信、政治家の腐敗。放射能汚染、更には処分の問題が全く解決されていないにも拘らず、原発を推進しようとする政治家、政府関係者、電力会社並びに原発推進者の多勢。放射能による汚染を隠し、被害を拡販させている政府関係者諸君。目先の経済発展のことのみしか考えられなくなってしまった拝金主義者・・・でも日本人が拝金主義者であったがために日本の経済発展があった。
今まで数回に書いてきた堺市尾崎宗秀さん殺害事件。まず疑われている容疑者が西口宗宏。まだ警察から疑わしいと言うだけで、犯人断定はされていない。ここで気がついたのは、お札に家賃集めた人又は尾崎さんの唾液がついているのでは・・・と思う。よくお金を数える時、とりわけ年配の男性は、時々指をなめる癖の方がある。堺市警察署に連絡できる方がいらしたらお伝えして欲しい。
真面目に日本をそして自分たちの未来を考える時、上記に挙げた種々の問題抜きには、現在の日本を語れない。でも何でこんなになってしまったのでしょうか。年金問題ですら、60歳よりり受給であったものが最近は70歳という声まで出る始末。これから先の若い人たちがもらえないかも知れない・・・・とんでもないことです。でも今80歳前後の年金生活者の50年以上前の月給は一ケ月数千円でした。例え40年間年金を納めていてもその合計は、数十万円にもならないでしょう。それが日本人が長生きしてしまい物価が上がり、一般人の年金支給額は毎月20万円、一年に240万円として20年間支払っていれば4800万円です。国の年金基金が不足するのは当然のこと。お役人がこの単純計算を、小学生程度の算数計算を当たり前にしていれば何時か基金が不足することに気がついたはず。でもバブル絶頂期のとき、先のことは考えずに、厚生年金基金を取り崩し日本中に莫大な不要な箱物を作ってしまった。現在も年金支給額を数パーセント減額といっていますが、今年金を支払っている若い人たちの将来を十分考慮して欲しいと思う。
今の日本の混乱振りを嘆きながら凡そ30年前に書かれた梅原猛書《日常の思想》の中に、この日本の衰退と混乱を予測するかの如くの文章を見つけ、私はとても驚いている。さてこの書のなかに、子供の育て方に注意を促している。一部を抜粋すると、
『今でも私は、時々倉に入れられた夢をみる。まっ暗い倉の中で出してもらえない夢である。原因はひどく小さいことであった。ちょっとしたウソをついたとか、人のものをむやみに欲しがったことであったと思う。けれどこうした小さな過失を母は、絶対に許そうとはしなかった。母は徹底的に私の過失を責め、こらしめに倉に入れた。私は、恐怖におびえ、二度とウソをつくまいと心に誓った。その母は養母であったが、食うものも食わず、着る物も着ず私の養育に全力を注いだ。しかし道徳だけは別であった。いささかのウソも母は、決して許そうとはしなかった。(以下少々省略)私は、現代の親は道徳のためにこんなに子供を叱るかどうかを訝しく思う。現代の母親も父親と同じく子供に関して余りに寛容である。我々の道徳的バックボーンは、戦後の価値変革のために、へなへなに折れ曲がり、かえって時代の変化と共に自由に生きる功利的な知恵を発明した。こういう親に育てられる子供はどういうことになるのか。子供はおそらく親以上に道徳的確信を持たない。彼は一切の道徳を認めず、ひたすらその本能と欲望に忠実な人間となる。明治時代は、私は、科学のために宗教を否定した時代であると思う。昭和時代は、私は生産の為に道徳を否定した時代になるのではないかと思う。宗教と道徳を捨てた人間はどこへゆくのか。それは倉の中より、もっと暗い暗い闇の中でなかったら幸いである。』(梅原猛1925年生・哲学者)
この書を読むと、政治家の質の低下も、理解できぬ犯罪もなんとなく起こるべくしておきた・・・・ということかも知れない。昭和57年、著者57歳のときに書かれた書である。今の世をどんなにか嘆かれておられるであろうか。
私が子供が小さかったとき、子供を叱るのをみて、せせら笑う大人がいた。子供を叱らないで育てるのがここ数十年流行らしい。『我が家では子供を叱らないんです』等と自慢げにおっしゃる親たちも多い。また勉強以外は何でもよいと思っている親たちも。日常の道徳、生活全般に親自身が注意を払っていないのだから、子供を叱れるわけがない。ただ叱らないで子供を育てることは、自慢するべきことではないのだが。高学歴、難しい難関な試験を経て勝ち取った職を辞さねばならないような犯罪を犯す人たち。親自身の道徳観が子供に与える影響は大きい。
宗秀さんと宗宏さん。二人の名前の宗の文字
堺市殺人事件被害者尾崎宗秀さん被疑者西口宗宏・・・と書きながら何か宗の文字が共有することに少々引っ掛かりを感じる私自身。偶然なのかな・・・それとも何か意味があるのかしら?疑問はどんどん大きく膨らみ止むことなく思いはつよくなる。尾崎さんご夫婦は、西口宗弘容疑者を『僕』と呼ばれていらしたそうである。ご近所で、親同士が懇意であった、そんなで『僕』と呼ぶ関係。私にはとっても不思議に映るのだが…。
西口容疑者は2004年に保険金詐欺目的で自宅に火をつけ今年の夏に仮出所していたらしい。最近起きた仮出所での殺人事件は、千葉県女子大生殺人事件もある。出所しなければ殺されることもなくて済んだのに・・・と誰もが思ったことでしょう。
尾崎さんのサラリーマン人生を年齢で分類してみました。60歳で退職され趣味に没頭される方も多い年代である。この高齢になっても役職にあられたということは、サラリーマンとしては実力を大いに評価された、とても恵まれた人生であったのでしょう。
このことが友人関係をつくり難かった。そして西口のような悪を子飼いの様に可愛がり雑用を依頼するようになっていった。
三和銀行~1986年1月 三和銀行を退社 59歳(西口宗弘25歳) 出典MSN産経west
旧三和銀行(現・三菱東京UFJ銀行)の常務取締役を経て退職。
1986年~91年 専務取締役59歳~64歳 出典日本経済新聞
三和銀行から象印マホービンの専務取締役に就任。
1991年~97年2月 取締役副社長 64歳(西口30歳)出典日本経済新聞
専務から副社長へ就任。~1999年 相談役 72歳(西口38歳)出典asahi.com(朝日新聞社)
1;自分の子供である(西口のできの悪さからこれはないでしょうが、西口の母親が尾崎家の女中をしてい る時に又は不倫の上作った子供・・・ということもまれにはある)
1:西口の両親は、東大を卒業人生の表街道をまっしぐらに進む尾崎さんのようになって欲しいと、お向かい の尾崎さんのお名前の一文字を頂く。(これはよくある話である。こんな私でも名前を頂いてよいですか?と過去に2・3回言わ れている。従妹達も、身内の親しいどなたかの一文字を頂いている方が多い)西口宗弘の実家は裕福であった・・・とあるが、 何をされていらして、兄弟関係はどんなのでしょうか。
1:尾崎さんと家族ぐるみの付き合いで西口の親が宗宏誕生の折、お向きあいの尾崎さんに名前をお願いし たところ、尾崎さんが喜んで自分の名前を一文字とって付けてくれた。
もし上記の何れかに当てはまった場合、子供のいない尾崎さんにとって、幼少時より何かとものを上げたり特別可愛がることもあっただろう。刑務所を出所したからといって自宅に上げぬということができなかったのであろうか。84歳の年齢では、玄関の鍵を替えようと思いつかなかったのか。
というのは私の管理するアパート・貸家は、オートロック錠にしてある。何らかの故障の折には修理期間中鍵をお貸しすることがある。そのとき悪意があれば合鍵が作れてしまう。過去に鍵を渡した一人が警察から何らかの問題で調べが入ったことがあった。私はそんなことはないだろうと思いつつもその部屋のオートロック錠本体を取替えた。万一退去後合鍵を持って室内に入ろうとしても入れないようにしたのである。もちろんそこまで悪い人間でないので、後になりそれは全くの取越し苦労であった。
奥様も尾崎さん自身にも、もし西口が合鍵を持っていて、または隠し場所を知っていたとしたら、それを不可能にすべきであった。私はTVでの刑事物語など好きである。私には、西口容疑者の自宅から押収した数十万円の札束の指紋を調べればお金の出所が判るのでは・・・・と思っている。管理人が札束を持参するとき確認のため数え、更に尾崎さんが数えているであろうから。TVの見すぎなのだろうか。万一犯人でない場合にも指紋は何よりの証明であろう。TVドラマのように事件が解決されないも
どかしさが胸の奥底にひっかかったままである。
西口容疑者は2004年に保険金詐欺目的で自宅に火をつけ今年の夏に仮出所していたらしい。最近起きた仮出所での殺人事件は、千葉県女子大生殺人事件もある。出所しなければ殺されることもなくて済んだのに・・・と誰もが思ったことでしょう。
尾崎さんのサラリーマン人生を年齢で分類してみました。60歳で退職され趣味に没頭される方も多い年代である。この高齢になっても役職にあられたということは、サラリーマンとしては実力を大いに評価された、とても恵まれた人生であったのでしょう。
このことが友人関係をつくり難かった。そして西口のような悪を子飼いの様に可愛がり雑用を依頼するようになっていった。
三和銀行~1986年1月 三和銀行を退社 59歳(西口宗弘25歳) 出典MSN産経west
旧三和銀行(現・三菱東京UFJ銀行)の常務取締役を経て退職。
1986年~91年 専務取締役59歳~64歳 出典日本経済新聞
三和銀行から象印マホービンの専務取締役に就任。
1991年~97年2月 取締役副社長 64歳(西口30歳)出典日本経済新聞
専務から副社長へ就任。~1999年 相談役 72歳(西口38歳)出典asahi.com(朝日新聞社)
1;自分の子供である(西口のできの悪さからこれはないでしょうが、西口の母親が尾崎家の女中をしてい る時に又は不倫の上作った子供・・・ということもまれにはある)
1:西口の両親は、東大を卒業人生の表街道をまっしぐらに進む尾崎さんのようになって欲しいと、お向かい の尾崎さんのお名前の一文字を頂く。(これはよくある話である。こんな私でも名前を頂いてよいですか?と過去に2・3回言わ れている。従妹達も、身内の親しいどなたかの一文字を頂いている方が多い)西口宗弘の実家は裕福であった・・・とあるが、 何をされていらして、兄弟関係はどんなのでしょうか。
1:尾崎さんと家族ぐるみの付き合いで西口の親が宗宏誕生の折、お向きあいの尾崎さんに名前をお願いし たところ、尾崎さんが喜んで自分の名前を一文字とって付けてくれた。
もし上記の何れかに当てはまった場合、子供のいない尾崎さんにとって、幼少時より何かとものを上げたり特別可愛がることもあっただろう。刑務所を出所したからといって自宅に上げぬということができなかったのであろうか。84歳の年齢では、玄関の鍵を替えようと思いつかなかったのか。
というのは私の管理するアパート・貸家は、オートロック錠にしてある。何らかの故障の折には修理期間中鍵をお貸しすることがある。そのとき悪意があれば合鍵が作れてしまう。過去に鍵を渡した一人が警察から何らかの問題で調べが入ったことがあった。私はそんなことはないだろうと思いつつもその部屋のオートロック錠本体を取替えた。万一退去後合鍵を持って室内に入ろうとしても入れないようにしたのである。もちろんそこまで悪い人間でないので、後になりそれは全くの取越し苦労であった。
奥様も尾崎さん自身にも、もし西口が合鍵を持っていて、または隠し場所を知っていたとしたら、それを不可能にすべきであった。私はTVでの刑事物語など好きである。私には、西口容疑者の自宅から押収した数十万円の札束の指紋を調べればお金の出所が判るのでは・・・・と思っている。管理人が札束を持参するとき確認のため数え、更に尾崎さんが数えているであろうから。TVの見すぎなのだろうか。万一犯人でない場合にも指紋は何よりの証明であろう。TVドラマのように事件が解決されないも
どかしさが胸の奥底にひっかかったままである。
尾崎宗秀さん事件の結末
象印魔法瓶元副社長尾崎宗秀さん殺害に関して、堺市の主婦失踪事件に絡み窃盗容疑で逮捕された無職西口宗宏容疑者(50)が犯人ではないかと浮上している。彼は幼少時より尾崎さんとは家族ぐるみのお付き合いであったとか。子供のいない尾崎さんにとって庭先の枝を切ったり何かと重宝にお駄賃を上げて使っていらしたようである。西口容疑者はかつて衣料品店を経営、外車を乗り回すなど生活ぶりは派手であったらしい。当時を知る近隣住民は「金髪で派手な服装を好み、チャラチャラしていた」と話す。
店は数年で傾き、直後に放火事件が起きた。放火したとされる当時の自宅は、殺害された尾崎さん宅のすぐ向かいにあった。人当たりの良さから周囲に 好かれる一方、「派手好きの浪費家」としても知られた。「無職なのに多額 のお金があった・・・そうである(ニュースより)
尾崎さん子供時代から家族ぐるみのお付き合いある西口宗弘が早朝訪ねたとして、即玄関ドアを開けてあげたのだろう。又は西口容疑者は、尾崎さん宅の鍵を預かって持っていたのだろうか。もし西口が犯人であったならであるが。
私は本人の自堕落であちこちに借金ある・・・・と噂を聞いた相手は絶対室内に入れないようにしている。昔、私が生まれる前のことであるが小学校時の同級生Mの父親が戦前我が家に奉公に来ており、長男である彼は、ある年齢で仕事に失敗し、その後家族離散の中、再度新たな就職先で働いていた。この時は私もその勤務先に対して大きな仕事を発注してあげた。これは彼にとって有難い話であった筈だ。父親が長いこと私の家で働いていたよしみでもあり、普通の同級生よりは私も好意を持って彼のためになる援助をしてあげた。父親はその後他社でサラリーマンとして一家を養い、母親は当時としては珍しく共稼ぎではあった。
彼の育ちは戦後の混乱期の中でも一般より豊かであった。Mはバブルが弾けたころから、失業した。ある日夕方用もなく突然と家に来た彼が、中々帰ろうとせず、訝しく思っている私に、簡単にお金を貸してくれといった。金額は50万円と簡単に言い放った。その理由は一言で嘘と感じたので、私も適当に家から追い出すように帰した。その頃、彼の親戚のあちこちから数百万円もの大金が返されていない・・・・と噂が聞こえてきた。
このこと以来、私は懇意にしている元ご近所で多少とも仕事の関係がある友人Wと彼にまつわる情報を交換しあった。2・3年前のことである。早朝インターホンの音で玄関に行くと『用事があるのでここを空けてくれ。2・3分のことだから』と執拗に幾度も言い張る彼を家に入れずに帰した。我が家はまず窓から覗いて、その三角形の出窓から会話をすることにしている。これは何か怪しい人間が過去に度々訪れており、万一玄関ドアを開けたならと恐怖を感じたことがあったから。何より相手に失礼であっても、危険と感じた訪問者は室内に入れるべきではない。
即この時も懇意にしているWに連絡をしたら、案の定その後お金の無心に行き、中々帰らなかったそうである。ある時その借金だらけのMの母親が亡くなり、大目の弔い金を持参したがために家に礼に来られるのを避けるため、私は敢えて最低の金額を包んで弔問したものである。私なりに考えあぐねた結果のことである。
借金の無心、一度でも犯罪に手を染めた者達、無職でありながら、ちゃらちゃらと派手な身なりの軽い人間達。自分を守るためには、彼らに何ら遠慮せず一線を引いての付き合いをすべきであろう。私の叔父叔母たちも尾崎さんほどお金持ちではないが、もし彼らにお聞きすれば当然『一度刑務所に入った人なら鍵は返して頂く。又は自宅の鍵を交換すべき』と答えるであろう。彼らとて85歳を過ぎている方達ではあるが。
尾崎さん宅の度々のドロボーというのも同じ人間であっただろう。尾崎さんは、社会では大層ご立派な経歴であったがために、お付き合いする方も少なく、ご近所さんたちにとっても敷居が高く、意外と寂しい毎日であったのだろう。家賃を敢えて銀行振り込みにせずに管理人から現金で受け取っていたのは、会話を楽しみたかった・・・というものがあったのではないだろうか。残された介護施設の奥様がお気の毒ではある。
私の周囲にいる方で怪しい又はこの人にお金が無くなったら何をするか分からない・・・と私が感じている人の大概は、人当たり良く、口も滑らかで相手を喜ばす会話が得意ではある。そして、大体よく気がついて安い親切を親切そうにする人たちである。
店は数年で傾き、直後に放火事件が起きた。放火したとされる当時の自宅は、殺害された尾崎さん宅のすぐ向かいにあった。人当たりの良さから周囲に 好かれる一方、「派手好きの浪費家」としても知られた。「無職なのに多額 のお金があった・・・そうである(ニュースより)
尾崎さん子供時代から家族ぐるみのお付き合いある西口宗弘が早朝訪ねたとして、即玄関ドアを開けてあげたのだろう。又は西口容疑者は、尾崎さん宅の鍵を預かって持っていたのだろうか。もし西口が犯人であったならであるが。
私は本人の自堕落であちこちに借金ある・・・・と噂を聞いた相手は絶対室内に入れないようにしている。昔、私が生まれる前のことであるが小学校時の同級生Mの父親が戦前我が家に奉公に来ており、長男である彼は、ある年齢で仕事に失敗し、その後家族離散の中、再度新たな就職先で働いていた。この時は私もその勤務先に対して大きな仕事を発注してあげた。これは彼にとって有難い話であった筈だ。父親が長いこと私の家で働いていたよしみでもあり、普通の同級生よりは私も好意を持って彼のためになる援助をしてあげた。父親はその後他社でサラリーマンとして一家を養い、母親は当時としては珍しく共稼ぎではあった。
彼の育ちは戦後の混乱期の中でも一般より豊かであった。Mはバブルが弾けたころから、失業した。ある日夕方用もなく突然と家に来た彼が、中々帰ろうとせず、訝しく思っている私に、簡単にお金を貸してくれといった。金額は50万円と簡単に言い放った。その理由は一言で嘘と感じたので、私も適当に家から追い出すように帰した。その頃、彼の親戚のあちこちから数百万円もの大金が返されていない・・・・と噂が聞こえてきた。
このこと以来、私は懇意にしている元ご近所で多少とも仕事の関係がある友人Wと彼にまつわる情報を交換しあった。2・3年前のことである。早朝インターホンの音で玄関に行くと『用事があるのでここを空けてくれ。2・3分のことだから』と執拗に幾度も言い張る彼を家に入れずに帰した。我が家はまず窓から覗いて、その三角形の出窓から会話をすることにしている。これは何か怪しい人間が過去に度々訪れており、万一玄関ドアを開けたならと恐怖を感じたことがあったから。何より相手に失礼であっても、危険と感じた訪問者は室内に入れるべきではない。
即この時も懇意にしているWに連絡をしたら、案の定その後お金の無心に行き、中々帰らなかったそうである。ある時その借金だらけのMの母親が亡くなり、大目の弔い金を持参したがために家に礼に来られるのを避けるため、私は敢えて最低の金額を包んで弔問したものである。私なりに考えあぐねた結果のことである。
借金の無心、一度でも犯罪に手を染めた者達、無職でありながら、ちゃらちゃらと派手な身なりの軽い人間達。自分を守るためには、彼らに何ら遠慮せず一線を引いての付き合いをすべきであろう。私の叔父叔母たちも尾崎さんほどお金持ちではないが、もし彼らにお聞きすれば当然『一度刑務所に入った人なら鍵は返して頂く。又は自宅の鍵を交換すべき』と答えるであろう。彼らとて85歳を過ぎている方達ではあるが。
尾崎さん宅の度々のドロボーというのも同じ人間であっただろう。尾崎さんは、社会では大層ご立派な経歴であったがために、お付き合いする方も少なく、ご近所さんたちにとっても敷居が高く、意外と寂しい毎日であったのだろう。家賃を敢えて銀行振り込みにせずに管理人から現金で受け取っていたのは、会話を楽しみたかった・・・というものがあったのではないだろうか。残された介護施設の奥様がお気の毒ではある。
私の周囲にいる方で怪しい又はこの人にお金が無くなったら何をするか分からない・・・と私が感じている人の大概は、人当たり良く、口も滑らかで相手を喜ばす会話が得意ではある。そして、大体よく気がついて安い親切を親切そうにする人たちである。
像印元副社長さん殺害について その2
象印マホービン元副社長、尾崎宗秀(そうしゅう)さん(84)の殺害についてその後警察により事実が少々発表された。まず夜食は近くのレストランで、朝食としてサンドイッチを召し上がったらしい。この食事後に、犯人が来訪者のように被害者宅に入室した。顔見知りであったのだろうか、尾崎さんは室内に自ら入居させたか、玄関のインターホンがなったために玄関ドアを開けた折、犯人は強引にはいりこんだのか。又は家の鍵を所持している者と言うことになる。
このことから、ネット上で言われている恨みを持った入居者とか管理人に未払い家賃を催促された者の犯罪と言う状況は成り立たない。又、管理人・または不動産業者が家賃を集金している場合、大家と賃借人の接点は普通あまりない。だから大家については賃借人(マンション居住者)は関係する機会がないないので、現金が大家の自宅に一時保管されるという様なことなど知る由もない。だから賃借人が殺人者ということはないだろう。
犯人は、前日から朝にかけてのみ一ヶ月分の家賃があることを承知しており、保管場所も知っている人になる。犯人を捜すのは簡単なのではないか。玄関・金庫に触れた際に手袋をしていれば別ではあるが、指紋が残っていれば犯人は特定しやすい。今、家賃を現金で集める大家も不動産業者も珍しい・・・と過日のブログに書いたが、80歳代の方に時々お見受けすることがある。
例え3000円の駐車料金ですら、毎月自宅に持参させ≪私には大家自身煩わしく面倒なのでは?と思うのだが≫賃借人にペコペコ頭を下げさせて持ってこさせる人を知っている。その際にお茶でもすすめて、何か頂き物のおすそ分けでも上げると言う訳でもない。
尾崎さんは長い習慣で不動産業者とのお付き合いを大事に月一回お茶でも飲みながら、賃借人のことなどの世間話を楽しみに、敢えて銀行振り込みにされなかったのだろうと思う。又、集金した不動産業者の方も、お金を持参しているとか大家さんはお金持ちだとか一切口外するべきでない。お金というものは有るように見えても、その家々により、ぽっかり穴が開いたように消えてしまう様だ。家賃と言っても即借入金で消えてしまったり、子供にむしりとられたり、私が大家さんたちを見ていても家々により千差万別である。まとまって入る家はそれなりに出口も大きい。
過日の当ブログに対して、亡くなっているのだからこのブログは消すべきだ・・・・とコメントありました。どうでしょうか。私は、同じ立場、似た環境、誤解されてでも家にお金がおいてありそう・・・と思われている方たちに犯罪に巻き込まれないためにも、必要だと思っています。尾崎さんに対して、一日も早く犯人を捕まえることが一番のお悔やみではないでしょうか。今までアメリカの小川明子さん、石川県穴掘り事件色々書いてきましたが、今回に限りこの様なコメントをおっしゃる理由が分かりません。
事件はもちろん犯人が悪いのですが、誤解を招く被害者も、誤解を招かぬ努力をしなければなりませんし。大泥棒が書いた体験記を読んだときに、私が日頃心して用心していることと同じ指摘がされており、心すべきことが沢山重なりました。誤解を招かぬように又金持ちはそれなりに毎日を、事件を招かぬよう努力すべきと思います。
お金を集金された不動産業者の方も当然警察では調べられるでしょう。お金があることを知っていた唯一の人ですから避けられないことです。只不思議に思うことは、ニュースでは、一切ご家族のことが発表されていません。84歳の老人がこの大きな屋敷で一人で暮らしていらしたのか。このことは何故なのだろうかと、気になることではあります。
このことから、ネット上で言われている恨みを持った入居者とか管理人に未払い家賃を催促された者の犯罪と言う状況は成り立たない。又、管理人・または不動産業者が家賃を集金している場合、大家と賃借人の接点は普通あまりない。だから大家については賃借人(マンション居住者)は関係する機会がないないので、現金が大家の自宅に一時保管されるという様なことなど知る由もない。だから賃借人が殺人者ということはないだろう。
犯人は、前日から朝にかけてのみ一ヶ月分の家賃があることを承知しており、保管場所も知っている人になる。犯人を捜すのは簡単なのではないか。玄関・金庫に触れた際に手袋をしていれば別ではあるが、指紋が残っていれば犯人は特定しやすい。今、家賃を現金で集める大家も不動産業者も珍しい・・・と過日のブログに書いたが、80歳代の方に時々お見受けすることがある。
例え3000円の駐車料金ですら、毎月自宅に持参させ≪私には大家自身煩わしく面倒なのでは?と思うのだが≫賃借人にペコペコ頭を下げさせて持ってこさせる人を知っている。その際にお茶でもすすめて、何か頂き物のおすそ分けでも上げると言う訳でもない。
尾崎さんは長い習慣で不動産業者とのお付き合いを大事に月一回お茶でも飲みながら、賃借人のことなどの世間話を楽しみに、敢えて銀行振り込みにされなかったのだろうと思う。又、集金した不動産業者の方も、お金を持参しているとか大家さんはお金持ちだとか一切口外するべきでない。お金というものは有るように見えても、その家々により、ぽっかり穴が開いたように消えてしまう様だ。家賃と言っても即借入金で消えてしまったり、子供にむしりとられたり、私が大家さんたちを見ていても家々により千差万別である。まとまって入る家はそれなりに出口も大きい。
過日の当ブログに対して、亡くなっているのだからこのブログは消すべきだ・・・・とコメントありました。どうでしょうか。私は、同じ立場、似た環境、誤解されてでも家にお金がおいてありそう・・・と思われている方たちに犯罪に巻き込まれないためにも、必要だと思っています。尾崎さんに対して、一日も早く犯人を捕まえることが一番のお悔やみではないでしょうか。今までアメリカの小川明子さん、石川県穴掘り事件色々書いてきましたが、今回に限りこの様なコメントをおっしゃる理由が分かりません。
事件はもちろん犯人が悪いのですが、誤解を招く被害者も、誤解を招かぬ努力をしなければなりませんし。大泥棒が書いた体験記を読んだときに、私が日頃心して用心していることと同じ指摘がされており、心すべきことが沢山重なりました。誤解を招かぬように又金持ちはそれなりに毎日を、事件を招かぬよう努力すべきと思います。
お金を集金された不動産業者の方も当然警察では調べられるでしょう。お金があることを知っていた唯一の人ですから避けられないことです。只不思議に思うことは、ニュースでは、一切ご家族のことが発表されていません。84歳の老人がこの大きな屋敷で一人で暮らしていらしたのか。このことは何故なのだろうかと、気になることではあります。
家賃を現金で集める大家さんの不思議
ニュースで象印マホービン元副社長、尾崎宗秀(そうしゅう)さん(84)が自宅で殺害され、現金が奪われた強盗殺人事件あった。既に何で家賃を現金で集めているのだろう・・・とか夕飯にセブンのサンドイッチか?等とネット上では取りざたされている。
私も家賃を集金する立場ではある。自分のも有れば会社所有、大家ごとに集金し雑多の経費を差し引いて大家宛送金する仕事でもある。税務署は一人の漏れも許さない。だから必ず銀行送金であり、その明細は各賃借人ごとに逐次税務署に報告されるものであり、大家に対しても、又退去時賃借人に清算する際も必ず銀行間で送金するだけで現金での受け渡しは一切無い。
ところが昨今家賃の未払いがあるなどと言う会話を聞きつけて、毎月数十万円があるんだから『貸してくれたって』とか『他の大家の集金までしているなら、少々のことは融通出来るのでは。』とこれらの金銭を悪意に狙う男達が結構いるのだ。他人のお金を横領して別の男『男性と呼ぶほどの者たちで無い』に横流しして欲しい・・・と卑しくも恥も無く言う男達。
多分どこかに上手い話は無いかと常日頃アンテナを張っているのだろう。しかも大して親しくも無い私にこの様な虫の良い悪賢い誘いを言うことによって、如何に自分が警戒されるか考えることも無く言う。象印副社長殺人では、外国人の面倒を見ていたから外国の留学生ではないかという声もある。特定せず慎重に調べて欲しいものである。
我家では一切の家賃なるものは自宅には持ち込まない。しかし、自宅に持ち込むと勘違いされている輩どものために、もちろんセコムでの警備がされている。これらは設備ばかりでは用はなさず、設定されていなければ役には立たない≪電源をONにしておく。その代わり猫が空けてもセコムがとんで来てしまう)だから我家並びに仕事場の両方に、庭にも家の主な出入口、室内の数箇所にカメラを備え付けてある。
万一、一度何らかの用で室内に入った者達でもこのカメラに気がついたら入居しないだろうと私なりに考えている。やはりネット上では、多額の家賃収入がありながら、セブンのサンドイッチを食事にするとはなんでけちけち生活の老人だろう・・・ともある。こんな老人がお金を使わないから日本は何時までも不景気なのだ・・・と。この方がどこでお金を消費されているか私生活も知らずにセブンのサンドイッチばかりで決め付けることも早計ではあるが、ネットの意見もある意味当りではある。2メートルの塀がかかっていたとあるが、殺人者から見るといくらでも隙はあっただろう。
いずれにしても、管理人が家賃を集金し現金で持参すること自体一般的には理解できない行為でもある。又度々泥棒に入られたといって賊が室内に入居できたのは、ドアを開けて上げたのか知人であったのか。警備会社が警備を一任されていたとしても、決して安全を保障されたものではない。警備会社の出来ることは、設定時にドアなり窓が開閉された場合に、『侵入者あり』と音声が発生され、不意の侵入者に警告を発し、警備会社に同時に連絡が入る。朝警備会社が来た・・ということは設定されていたのではないか。とするとどこかのガラス窓を割って室内に侵入したのか、これは警備会社から説明を受ければ分かることではある。
これを防ぐには≪防犯ガラス・防犯クロス≫などで防御すると良い。多分殺された方はこれらは何もされてなかったのだろう。犯人が防犯クロス防犯ガラスの施してあるドアを開けようとすると、警部会社には進入した時と同じ警報が出るように防備されている。外国人だと決め付けるのは早計である。過去の例を見ると身内の場合もあるし、取引先の場合もある。家賃を自宅に集金しているなどと人様に話していること自体、この方の不注意というものであろう。一万円欲しさに殺人する場合もあるのだから数十万円も家にあると知ったら狙う悪人も出ても可笑しいことではない。この不況なご時勢、防犯スプレーも多種出回っているし、お金は有効に使ってのものであろう。一日も早い解決を期待するものである。
私も家賃を集金する立場ではある。自分のも有れば会社所有、大家ごとに集金し雑多の経費を差し引いて大家宛送金する仕事でもある。税務署は一人の漏れも許さない。だから必ず銀行送金であり、その明細は各賃借人ごとに逐次税務署に報告されるものであり、大家に対しても、又退去時賃借人に清算する際も必ず銀行間で送金するだけで現金での受け渡しは一切無い。
ところが昨今家賃の未払いがあるなどと言う会話を聞きつけて、毎月数十万円があるんだから『貸してくれたって』とか『他の大家の集金までしているなら、少々のことは融通出来るのでは。』とこれらの金銭を悪意に狙う男達が結構いるのだ。他人のお金を横領して別の男『男性と呼ぶほどの者たちで無い』に横流しして欲しい・・・と卑しくも恥も無く言う男達。
多分どこかに上手い話は無いかと常日頃アンテナを張っているのだろう。しかも大して親しくも無い私にこの様な虫の良い悪賢い誘いを言うことによって、如何に自分が警戒されるか考えることも無く言う。象印副社長殺人では、外国人の面倒を見ていたから外国の留学生ではないかという声もある。特定せず慎重に調べて欲しいものである。
我家では一切の家賃なるものは自宅には持ち込まない。しかし、自宅に持ち込むと勘違いされている輩どものために、もちろんセコムでの警備がされている。これらは設備ばかりでは用はなさず、設定されていなければ役には立たない≪電源をONにしておく。その代わり猫が空けてもセコムがとんで来てしまう)だから我家並びに仕事場の両方に、庭にも家の主な出入口、室内の数箇所にカメラを備え付けてある。
万一、一度何らかの用で室内に入った者達でもこのカメラに気がついたら入居しないだろうと私なりに考えている。やはりネット上では、多額の家賃収入がありながら、セブンのサンドイッチを食事にするとはなんでけちけち生活の老人だろう・・・ともある。こんな老人がお金を使わないから日本は何時までも不景気なのだ・・・と。この方がどこでお金を消費されているか私生活も知らずにセブンのサンドイッチばかりで決め付けることも早計ではあるが、ネットの意見もある意味当りではある。2メートルの塀がかかっていたとあるが、殺人者から見るといくらでも隙はあっただろう。
いずれにしても、管理人が家賃を集金し現金で持参すること自体一般的には理解できない行為でもある。又度々泥棒に入られたといって賊が室内に入居できたのは、ドアを開けて上げたのか知人であったのか。警備会社が警備を一任されていたとしても、決して安全を保障されたものではない。警備会社の出来ることは、設定時にドアなり窓が開閉された場合に、『侵入者あり』と音声が発生され、不意の侵入者に警告を発し、警備会社に同時に連絡が入る。朝警備会社が来た・・ということは設定されていたのではないか。とするとどこかのガラス窓を割って室内に侵入したのか、これは警備会社から説明を受ければ分かることではある。
これを防ぐには≪防犯ガラス・防犯クロス≫などで防御すると良い。多分殺された方はこれらは何もされてなかったのだろう。犯人が防犯クロス防犯ガラスの施してあるドアを開けようとすると、警部会社には進入した時と同じ警報が出るように防備されている。外国人だと決め付けるのは早計である。過去の例を見ると身内の場合もあるし、取引先の場合もある。家賃を自宅に集金しているなどと人様に話していること自体、この方の不注意というものであろう。一万円欲しさに殺人する場合もあるのだから数十万円も家にあると知ったら狙う悪人も出ても可笑しいことではない。この不況なご時勢、防犯スプレーも多種出回っているし、お金は有効に使ってのものであろう。一日も早い解決を期待するものである。
一昔前若社長さんと言われた方たちの末路は
年の瀬も押し迫っているのに、仕事の一区切りがつく目途すらたたないために、ブログにまで頭と心が中々追いつきません。ただお仕事を通して、考えさせられること、やり切れない思いになることは毎日のお仕事を通して次々と見聞きせざるを得ない毎日ではあります。
この11月末頃から目だって多くなった貸家希望者たちの共通な特徴。何らかの理由(お聞きしたケースは、夫の暴力など)で急に夫から逃れ、娘夫婦と同居との理由で家を探しに見える方達。夫の母でなく妻の母親の場合が多い。そこに妹などが加わり家族は総勢4・5人以上ではある。駆け込み寺のような状態でのご入居でもある。記憶にある某例では、夫はアル中、口の暴力併せて低収入又は失業中。何かテレビのドラマの様な状態ではあるが、一般的に若い夫は理解があり、妻の母親のために部屋数が多い貸家を探しに見える。
もう一つ昔といっても数十年前から大きなご商売をされていた家のご子息さんたち。家業はこのご時勢で店じまい、倒産など。厳しい経済状況の元、諸に影響を受けていらっしゃる。若いといっても大概50代の方達ではある。直接見聞きする場合もあれば人伝に小耳に挟む事もある。何しろ昔隆々と活躍されていらした若社長さんたち、新たな職にお勤め始めても、人並みではないミスを犯し、働く意欲と心構えが全く感じられない・・・という世間の評判。
私も直接見聞きする時、『はてな?』と彼らに理解できない行動を感じることが多い。親の企業で二世として若社長として活躍されていらしたのも一昔前のこと。一般的には人も羨む立場であったはずである。
例え家業が行き詰まっても、自分で小さくとも何とか人生を切り開けないものかと老婆心ながら、心配して見守ってはいるのだが、小耳に入ってくる話は、働く意欲が見られない、かといって年金を受けるには若すぎる元若社長さんたちの親亡き後の惨めな人生の末路ではある。
どうしてなのだろう・・・・・彼らを見ていると、幼少時恵まれて育ち、一般家庭より豊かに育ち、親の家業を引き継いだ時には、親の敷いた路線を進めばそれだけで若社長の役は務まっていた。単に親の意思でのみ会社を切り盛りされていたのだろうか。その親の職業が無くなった時、彼らの働く気力も消失してしまったらしい。それに比して、元来一人で商売を始めた方は、企業の経営状態如何も栄枯盛衰も全て自己責任ではある。
満足に人並みのサラリーマンも勤まらないでいる彼らを見ていると、こうなったのは誰の責任なのだろう・・・と答えが無い質問を自分に問いている。
この11月末頃から目だって多くなった貸家希望者たちの共通な特徴。何らかの理由(お聞きしたケースは、夫の暴力など)で急に夫から逃れ、娘夫婦と同居との理由で家を探しに見える方達。夫の母でなく妻の母親の場合が多い。そこに妹などが加わり家族は総勢4・5人以上ではある。駆け込み寺のような状態でのご入居でもある。記憶にある某例では、夫はアル中、口の暴力併せて低収入又は失業中。何かテレビのドラマの様な状態ではあるが、一般的に若い夫は理解があり、妻の母親のために部屋数が多い貸家を探しに見える。
もう一つ昔といっても数十年前から大きなご商売をされていた家のご子息さんたち。家業はこのご時勢で店じまい、倒産など。厳しい経済状況の元、諸に影響を受けていらっしゃる。若いといっても大概50代の方達ではある。直接見聞きする場合もあれば人伝に小耳に挟む事もある。何しろ昔隆々と活躍されていらした若社長さんたち、新たな職にお勤め始めても、人並みではないミスを犯し、働く意欲と心構えが全く感じられない・・・という世間の評判。
私も直接見聞きする時、『はてな?』と彼らに理解できない行動を感じることが多い。親の企業で二世として若社長として活躍されていらしたのも一昔前のこと。一般的には人も羨む立場であったはずである。
例え家業が行き詰まっても、自分で小さくとも何とか人生を切り開けないものかと老婆心ながら、心配して見守ってはいるのだが、小耳に入ってくる話は、働く意欲が見られない、かといって年金を受けるには若すぎる元若社長さんたちの親亡き後の惨めな人生の末路ではある。
どうしてなのだろう・・・・・彼らを見ていると、幼少時恵まれて育ち、一般家庭より豊かに育ち、親の家業を引き継いだ時には、親の敷いた路線を進めばそれだけで若社長の役は務まっていた。単に親の意思でのみ会社を切り盛りされていたのだろうか。その親の職業が無くなった時、彼らの働く気力も消失してしまったらしい。それに比して、元来一人で商売を始めた方は、企業の経営状態如何も栄枯盛衰も全て自己責任ではある。
満足に人並みのサラリーマンも勤まらないでいる彼らを見ていると、こうなったのは誰の責任なのだろう・・・と答えが無い質問を自分に問いている。
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