尾崎宗秀さん事件の結末
象印魔法瓶元副社長尾崎宗秀さん殺害に関して、堺市の主婦失踪事件に絡み窃盗容疑で逮捕された無職西口宗宏容疑者(50)が犯人ではないかと浮上している。彼は幼少時より尾崎さんとは家族ぐるみのお付き合いであったとか。子供のいない尾崎さんにとって庭先の枝を切ったり何かと重宝にお駄賃を上げて使っていらしたようである。西口容疑者はかつて衣料品店を経営、外車を乗り回すなど生活ぶりは派手であったらしい。当時を知る近隣住民は「金髪で派手な服装を好み、チャラチャラしていた」と話す。
店は数年で傾き、直後に放火事件が起きた。放火したとされる当時の自宅は、殺害された尾崎さん宅のすぐ向かいにあった。人当たりの良さから周囲に 好かれる一方、「派手好きの浪費家」としても知られた。「無職なのに多額 のお金があった・・・そうである(ニュースより)
尾崎さん子供時代から家族ぐるみのお付き合いある西口宗弘が早朝訪ねたとして、即玄関ドアを開けてあげたのだろう。又は西口容疑者は、尾崎さん宅の鍵を預かって持っていたのだろうか。もし西口が犯人であったならであるが。
私は本人の自堕落であちこちに借金ある・・・・と噂を聞いた相手は絶対室内に入れないようにしている。昔、私が生まれる前のことであるが小学校時の同級生Mの父親が戦前我が家に奉公に来ており、長男である彼は、ある年齢で仕事に失敗し、その後家族離散の中、再度新たな就職先で働いていた。この時は私もその勤務先に対して大きな仕事を発注してあげた。これは彼にとって有難い話であった筈だ。父親が長いこと私の家で働いていたよしみでもあり、普通の同級生よりは私も好意を持って彼のためになる援助をしてあげた。父親はその後他社でサラリーマンとして一家を養い、母親は当時としては珍しく共稼ぎではあった。
彼の育ちは戦後の混乱期の中でも一般より豊かであった。Mはバブルが弾けたころから、失業した。ある日夕方用もなく突然と家に来た彼が、中々帰ろうとせず、訝しく思っている私に、簡単にお金を貸してくれといった。金額は50万円と簡単に言い放った。その理由は一言で嘘と感じたので、私も適当に家から追い出すように帰した。その頃、彼の親戚のあちこちから数百万円もの大金が返されていない・・・・と噂が聞こえてきた。
このこと以来、私は懇意にしている元ご近所で多少とも仕事の関係がある友人Wと彼にまつわる情報を交換しあった。2・3年前のことである。早朝インターホンの音で玄関に行くと『用事があるのでここを空けてくれ。2・3分のことだから』と執拗に幾度も言い張る彼を家に入れずに帰した。我が家はまず窓から覗いて、その三角形の出窓から会話をすることにしている。これは何か怪しい人間が過去に度々訪れており、万一玄関ドアを開けたならと恐怖を感じたことがあったから。何より相手に失礼であっても、危険と感じた訪問者は室内に入れるべきではない。
即この時も懇意にしているWに連絡をしたら、案の定その後お金の無心に行き、中々帰らなかったそうである。ある時その借金だらけのMの母親が亡くなり、大目の弔い金を持参したがために家に礼に来られるのを避けるため、私は敢えて最低の金額を包んで弔問したものである。私なりに考えあぐねた結果のことである。
借金の無心、一度でも犯罪に手を染めた者達、無職でありながら、ちゃらちゃらと派手な身なりの軽い人間達。自分を守るためには、彼らに何ら遠慮せず一線を引いての付き合いをすべきであろう。私の叔父叔母たちも尾崎さんほどお金持ちではないが、もし彼らにお聞きすれば当然『一度刑務所に入った人なら鍵は返して頂く。又は自宅の鍵を交換すべき』と答えるであろう。彼らとて85歳を過ぎている方達ではあるが。
尾崎さん宅の度々のドロボーというのも同じ人間であっただろう。尾崎さんは、社会では大層ご立派な経歴であったがために、お付き合いする方も少なく、ご近所さんたちにとっても敷居が高く、意外と寂しい毎日であったのだろう。家賃を敢えて銀行振り込みにせずに管理人から現金で受け取っていたのは、会話を楽しみたかった・・・というものがあったのではないだろうか。残された介護施設の奥様がお気の毒ではある。
私の周囲にいる方で怪しい又はこの人にお金が無くなったら何をするか分からない・・・と私が感じている人の大概は、人当たり良く、口も滑らかで相手を喜ばす会話が得意ではある。そして、大体よく気がついて安い親切を親切そうにする人たちである。
店は数年で傾き、直後に放火事件が起きた。放火したとされる当時の自宅は、殺害された尾崎さん宅のすぐ向かいにあった。人当たりの良さから周囲に 好かれる一方、「派手好きの浪費家」としても知られた。「無職なのに多額 のお金があった・・・そうである(ニュースより)
尾崎さん子供時代から家族ぐるみのお付き合いある西口宗弘が早朝訪ねたとして、即玄関ドアを開けてあげたのだろう。又は西口容疑者は、尾崎さん宅の鍵を預かって持っていたのだろうか。もし西口が犯人であったならであるが。
私は本人の自堕落であちこちに借金ある・・・・と噂を聞いた相手は絶対室内に入れないようにしている。昔、私が生まれる前のことであるが小学校時の同級生Mの父親が戦前我が家に奉公に来ており、長男である彼は、ある年齢で仕事に失敗し、その後家族離散の中、再度新たな就職先で働いていた。この時は私もその勤務先に対して大きな仕事を発注してあげた。これは彼にとって有難い話であった筈だ。父親が長いこと私の家で働いていたよしみでもあり、普通の同級生よりは私も好意を持って彼のためになる援助をしてあげた。父親はその後他社でサラリーマンとして一家を養い、母親は当時としては珍しく共稼ぎではあった。
彼の育ちは戦後の混乱期の中でも一般より豊かであった。Mはバブルが弾けたころから、失業した。ある日夕方用もなく突然と家に来た彼が、中々帰ろうとせず、訝しく思っている私に、簡単にお金を貸してくれといった。金額は50万円と簡単に言い放った。その理由は一言で嘘と感じたので、私も適当に家から追い出すように帰した。その頃、彼の親戚のあちこちから数百万円もの大金が返されていない・・・・と噂が聞こえてきた。
このこと以来、私は懇意にしている元ご近所で多少とも仕事の関係がある友人Wと彼にまつわる情報を交換しあった。2・3年前のことである。早朝インターホンの音で玄関に行くと『用事があるのでここを空けてくれ。2・3分のことだから』と執拗に幾度も言い張る彼を家に入れずに帰した。我が家はまず窓から覗いて、その三角形の出窓から会話をすることにしている。これは何か怪しい人間が過去に度々訪れており、万一玄関ドアを開けたならと恐怖を感じたことがあったから。何より相手に失礼であっても、危険と感じた訪問者は室内に入れるべきではない。
即この時も懇意にしているWに連絡をしたら、案の定その後お金の無心に行き、中々帰らなかったそうである。ある時その借金だらけのMの母親が亡くなり、大目の弔い金を持参したがために家に礼に来られるのを避けるため、私は敢えて最低の金額を包んで弔問したものである。私なりに考えあぐねた結果のことである。
借金の無心、一度でも犯罪に手を染めた者達、無職でありながら、ちゃらちゃらと派手な身なりの軽い人間達。自分を守るためには、彼らに何ら遠慮せず一線を引いての付き合いをすべきであろう。私の叔父叔母たちも尾崎さんほどお金持ちではないが、もし彼らにお聞きすれば当然『一度刑務所に入った人なら鍵は返して頂く。又は自宅の鍵を交換すべき』と答えるであろう。彼らとて85歳を過ぎている方達ではあるが。
尾崎さん宅の度々のドロボーというのも同じ人間であっただろう。尾崎さんは、社会では大層ご立派な経歴であったがために、お付き合いする方も少なく、ご近所さんたちにとっても敷居が高く、意外と寂しい毎日であったのだろう。家賃を敢えて銀行振り込みにせずに管理人から現金で受け取っていたのは、会話を楽しみたかった・・・というものがあったのではないだろうか。残された介護施設の奥様がお気の毒ではある。
私の周囲にいる方で怪しい又はこの人にお金が無くなったら何をするか分からない・・・と私が感じている人の大概は、人当たり良く、口も滑らかで相手を喜ばす会話が得意ではある。そして、大体よく気がついて安い親切を親切そうにする人たちである。
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