災害事故≪想定外の解釈≫

皆様明けましておめでとうございます。昨年暮れから雑用にまみれて怠けておりましたブログです。一ヶ月も怠けていたばかりで無く、眠りすぎるほど眠り、新聞もテレビも飽きるほどに怠けておりました。

この間色々な出来事がありました。オウム真理教の平田信容疑者が出頭したこと。呆れたのは、平田が自首したにも拘らず、警視庁本部で門前払いされ、警視庁本部を訪れ「特別手配の平田です」などと何度も名乗ったのに、いたずらと思った警戒中の機動隊員に門前払いされたということ。

私は十数年前のことだが、アパートに入居された23歳の青年がオウムの指名手配犯の顔写真にそっくりだと思い、身長、出身地など調べた結果、顔が似ているだけで全く外は共通性が無いと判断、ホッと胸をなで下ろした苦い経験をしたことがあった。彼への指名手配犯ではないかという疑惑は完全に払拭された時の安堵の気持ちを今でも忘れない。彼の家は母子家庭あり、離れて暮らす病身の母親に仕送りをしている、その生き様に同情せずにはいられない好青年であったにも拘わらずの私のもった疑いではある。私は完全に別人とわかったとき、何よりも嬉しくほっとした苦い経験があった。もしやと疑っていた期間は数ヶ月に及び、この間朝から寝るまで、頭から離れず、警察に通報する前に何とか彼が手配犯でないことを探し出そう・・・と調べた挙句(彼の立場にたつと、随分ひどい大家であったが)決定的に別人とわかったのは、身長の違いであった。現役の警察官が、指名手配犯に関心が無かったとは、誰しも驚いたことだと思う。

年があらたまり、広島刑務所から中国籍の囚人が脱走した。捕まったから良いものの、何か殺人事件でも起こされたら・・・・とは、誰でも一抹の不安に襲われたことと思う。何事も無かったから良かったものの、刑務所側の危機意識の欠如には、驚くばかりである。脱走囚人は、人家に入り、ビ-ルを飲み飲食したらしい。もし家人がその間帰宅して、遭遇したなら、殺人に及んだかも知れない。高い塀があっても、足場があったらそれを利用することぐらい誰でも考えることだと思うが、刑務所の職員、作業員皆このことを想定できなかったということであろう。

私も絵や骨董品を事務所に展示しており、人並みにゴタゴタには遭遇したくない。人一倍建築の際には防犯を考慮しての設計を考えた。というのは建築当時、何処もかしこも近隣で事務所荒しの被害にあった話ばかりであったから。私がここまでしたいと主張したが請負業者の社長さんはやりすぎだと、鼻で笑ったものである。≪過剰な防衛自体が、犯罪を食い止める重要な要因に成ると私自身解釈しているので≫挙句に、鍵の位置を意味も無くつけてしまい、未だに何でこんなミスを犯したのだろうと私は不思議に思っている。

人は事に当たって、起こり得る事態を想像するに、より多くの情報を起因として、より大きな危険を予想できたほうが、能力が高いのだと私自身は考えている。自分がこれで大丈夫だというのは、それだけ考える能力が低いのだと思うが、頭が凝り固まって吸収力が無ければ、人を見て己を正すことも出来ないし、学ぶことも拒否してしまう。

「絶対安全」をうたいながら、世界最悪レベルの放射能汚染を引き起こし、今なお多くの人々に避難生活を強いている福島第一原発事故。テレビを見ていたら、今回の津波災害を『想定外』と常に言いまわされていることへのとても良いTV番組をみることが出来た。

「原発事故 謎は解明されたのか」(2011年12月27日放送より 出演:畑村洋太郎・柳田邦男「原発事故 謎は解明されたのか」(再放送2012年1月15日放送)

人間は不都合なことは考えたくない。線を引いて内側だけを考える。外側については考えたくないから、考えようともしない。内側を考えることを『防災』と言い、外側を考えることを『減殺』という。

WIKIPEDIAによると減災(げんさい)とは、災害時において発生し得る被害を最小化するための取り組み( ダメージコントロール)である。防災が被害を出さない取り組みであるのに対して、減災と はあらかじめ被害の発生を想定した上で、その被害を低減させていこうとするものである 。

個人について言えば、自分の健康、家族の先々、仕事のこと、万一を頭に入れて全てを図っていると、殆どの事は取り越し苦労に終わってしまう。だからと言って安心してしまい、防備をわすれると、個人的にも災害に何時襲われるとも知れない。津波の起こり得る想定とか原発事故などは、全て国家の責任としか言いようが無い。私達国民はそのため税金を支払い己の未来を国に委ねているのだから。

  


海外より拡販希望『日本の原発被害の実態』

一泊で琵琶湖方面へ同業者の慰安旅行にいっておりました。往復10時間のバス旅行。建築業、宅地造成・販売,貸家斡旋などを業としております不動産業者の集まり。バスの中で、先ず話題になったこと

『処分場が無い、処分方法が不明、現在も垂れ流しのセシウムは海を渡り、地価水に紛れ全世界にばら撒かれている。外国に原発を売却して何時か被害が出たら、これも世界中に振り撒かれる。何十年後製造者責任だってあるんではないの?処分方法が見つからないものをこれ以上継続していく神経が理解できない。お金が欲しいばかりに、原発を現状維持してゆく県の首長、代議士たちは、なんてそんなことわからないのだろう。いつか障害の子供がどんどん増加し、健康で働ける社会人が白血病などになった時気付いても遅いのにね。

私たち土地を斡旋するものは、過去に地中に処分又は破棄又は埋没された指定薬品を処分する費用が膨大なためにそれらの土地は中々売却できないし、その費用が莫大なため購入もできない。これらの国の方策はここ十数年特に厳しく、大会社の経営にさえも影響を及ぼすほどである。なのに、その処分方法も処分場所もないしかものレラの中でも取分け人間と全生きものたちの健康に影響が大きい放射物質を多量に放出する原発を稼動続けることに疑義を感じない者たち。政治家たち。

自分の企業が会社が・・・といっても所詮健康あってのもの。私たち全員が旅行の間中原発反対に意気投合したものです。

以下はklugman4より拡散願いが出ています。
ドイツZDF 福島の深刻な汚染状況報道 2011/11/17 0:10 [ No.128 / 147 ]

★原発から80Km離れた田んぼでキロあたり3万5千ベクレルの放射能検出 基準値の7倍 農業に全く適さず畑のジャガイモも基準値を大きく超える汚染 もはや農作物は食料ではなく放射性廃棄物にドイツZDF-Frontal21 福島原発事故、その後(日本語字幕) 拡散希望!!この美しい風景が悪夢の舞台です。日本屈指の豊かな農地福島県、都会の人の観光地としても人気だ。原発事故でその広域が汚染されてしまったのだ。(福島原発が爆発する映像=日本では報道されず)

大沢さん(61歳)は本宮の農家、原発からは80Km離れている。畑で採れたジャガイモ・ナス・ネギを隣町の市民放射能測定所に持ち込んだ。原発事故以来自分で栽培した野菜は食べていない。放射能汚染を恐れたからだ。

大沢:政府の発表はもはや信用できない。最初から事態を小さく見せようとばかりしている。直ちに害はないの繰り返し、正確な数値も出さない。まともな測定もしない。汚染の中にみんなを放置した。事故後大沢さんはすぐ作物の検査を行政に依頼したが畑は20・30Km圏から遠く離れている。検査の必要はないと断られた。市民の放射能測定所の意見は正反対である。汚染のない作物はない。特にセシウム137がひどいからだ。測定所員:こんな汚染数値の場所は本当は絶対避難するべきです。

大沢さんのジャガイモも例外ではなかった。原発から60Km離れた伊達市のシイタケからはキロあたり7000ベクレルの汚染が測定された。基準値は500ベクレルだ。

測定所員:もはや食べ物ではなくこれは放射性廃棄物です。汚染調査は本来県の食品衛生検査所の管轄だがほとんどパンク状態である。コンセプトもない。人手も計測器の数も追いつかない。

検査所員:一般の方の検査はお断りせざるをえません。我々が選んだサンプルを検査し判断を出しておりますがそれだけで手一杯の状態です。市民の検査も引き受けたら、役所の仕事に手が回りません。我慢強い日本人もだんだん食品の汚染問題に気付きはじめている。野菜、緑茶に続いて牛肉。原発を所有する盗電の反応は?今までと同様ノーコメント、管轄外の一点張りだ。

盗電社員:私達の仕事は原発の中です。測定は国と地方行政の管轄で私達はお手伝いするだけ、ですからコメントできません。大沢さんの農作物検査結果について我々が質問すると細野原発担当大臣はうろたえるばかりだった。危機管理担当の役人達は長々と書類をチェックした挙句大臣はついに不備を認めた。

細野大臣:万全の監視体制のつもりでしたが牛肉問題で検査の強化の必要性が認められました。今後汚染食品が出回ることを防止しなければなりません。一方グリーンピースは独自の調査結果を発表、魚も汚染されていた。

グリーンピース原子力担当:魚は相変わらず高濃度のセシウムに汚染されています。原発から55Km離れた所まで調査した魚の半分が基準の500ベクレル/キロを大きく上回っていました。汚染が広範囲であることを物語っています。(大沢さんの田んぼの映像)日本人の主食コメも同じ運命のようだ。大沢さんの田んぼの土は2度検査所に提出された。最初の検査は合格したが2度目の結果は公表されない。大沢:今年も作付けを出来るか知りたかったので自費で独立の研究所に検査をしてもらった。35000ベクレル/キロのセシウム137が検出された。基準値の7倍だ。コメ作りはあきらめた。(続く)
  


放射能の全て 正しく知って正しい措置を

長閑に呑気に毎日を過ごしていた私の周囲の主婦たちも、一般の方々も漸く『お国のお上の方々は、放射能汚染をごまかしている』と会う度に挨拶代わりに口から出るようになりました。福島原発地点から私の居住地も250KM線上にあり毎時20シーベルトの汚染があるらしいとも分ってきた。私は検診では、必ず治療するほどではないけれど甲状腺に?マークが付くので人一倍気にかけている。私の様な心配症の方には下記ドイツ発表の雲の動向シュミレーションを福島第一原発の放射能汚染シミュレーション(ドイツ製)http://www.spiegel.de/wissenschaft/natur/bild-750835-191816.html水蒸気の流れに乗ったセシウムは、アメリカ・カナダ方面へ・・・と言う事でしょうか。

野田総理はアメリカで日本は外国に向けて原発を輸出してゆく・・・と演説された。自国は兎も角、外国は良いとも不思議な発想。自国の企業の経済を考慮されての発言とは言っても、世界中の原発の故障は、風と雲にのり、地球を汚染しまくるという事。こうやって愚かな人間により、地球から人間がいなくなる日が何時か来るかも知れない。

放射能原発マップを県別にまとめたものhttp://matome.naver.jp/odai/2131798275437360201嫌でも逃げられない現実です。

福島原発がチェルノブイリ原子力発電所事故になった場合の避難範囲http://shachoublog.net/nyu-su/hibaku-taisaku.html

放射線セシウムと放射線ストロンチウムhttp://b.hatena.ne.jp/entry/tnakagawa.exblog.jp/15214540/ 知識は何よりも身を助ける。

茨城県産の「麦」放射性物質検査結果、最高1K当たり460ベクレルhttp://savechild.net/archives/7460.html 500ベクレルまでは安全と言う事で、出荷されている。出荷地の福島県の方まで疑問を抱いています。

原発がどんなものか知って欲しいhttp://www.iam-t.jp/HIRAI/pageall.html日本中の原発は時々事故を起こしているらしい。

東海村長東海第二原発を廃炉にhttp://ameblo.jp/datsugenpatsu1208/entry-11044949086.html 原発都市の首長様方は、自発的にこうなって欲しい。

放射性物質セシウム137を吸収しやすい野菜はhttp://www.yumemite.com/article.php/20110519124128322

放射能汚染をむやみに言って恐怖を煽るな・・・と言われてきました。今日は何処かの文章に『放射能を正しく知って、正しい措置を取ろう』と。その通りだと痛感致した次第です。
  


『生まれる子供が全員奇形児でも原発誘致』発言

人間の記憶はかなり好い加減である。十数年ばかりすっかり忘れていた記憶が、最近ふと頭に過ぎった。新潟県柏崎刈羽原発付近に知人がアパートを持っており現金化したいとのことで行ったことがあった。築後十数年経過しており、売主は3・4千万円で購入した物件を1千万円程で換金したいとの事であった。

東電関係者の借り入れ希望者が多いからとのこと。当時の家賃収入と投資額を換算すると採算性良く投資向き物件であった。柏崎市まで長い道のりを車に乗せて頂いての見学であったが、管理が悪い、余りにも遠くて管理状態も把握困難。そんなこんなで売買はお断りした。

柏崎刈羽まで行きながら、疑問を抱いた事が幾つかあった。東京電力柏崎刈羽原発1号機設置許可取り消し訴訟問題で東京ではデモもあったと聞く。東電の社員・関係者が顧客とは魅力的ではあるが、万一の災害時にはこのアパート借家人もいなくなり固定資産税の請求ばかりが買主に求められる。

一旦土地を購入してしまえば、万一(原発事故)の際には誰もここに住む人さえいなくなるのではないか。裏を周ると海岸であった。満潮の時には、アパートの一階部分は、浸水することもあるのではと即感じた事。海育ちでない私には、津波・・・のことは全く思い浮かばなかった。家に帰りあのアパートを他人様に紹介して売却した場合、後で必ず諸々の問題が生じた際には仲介した私は恨まれることだろう・・・と思われお断りした。

持ち主は、高々一千万円に安くしているのに、鮨までご馳走したのに買ってくれなかった・・・と影で悪口を仰ったらしい。しかし何を言われようとも、余りにも問題があるこの売り物件は、触らぬがベストと思ったものだ。

さて、長野県の様な原発の無い場所に居住し、当時余り大地震も無かったにも拘らず、私は原発事故を想定し、津波とは思わずとも満潮時の床上浸水の心配をした。ふと15年ほど前のことではあるが、原発区域の方達は、私の様な心配をされる方達はいらっしゃらなかったのか。私のような危惧を抱いたとしても少数派であったため、声無き声として抹殺されてしまったのだろうか。

以下は石川県羽咋郡志賀町原発を誘致する際の敦賀市長発言である。
生まれる子供が全員奇形児になっても良いから原発をやろう!
50年後に乙竹さんみたいのがボンボンうまれるかもしれん。


発言そのものは、http://www.yochomachi.com/2011/04/blog-post.htmlより

1983年1月26日石川県羽咋郡志賀町で開かれた「原発講演会」(地元の広域商工会主催)での高木孝一敦賀市長の講演内容。“これが自治体の長の言葉?!”と驚くと同時に、原発を誘致してゆく熱意と雰囲気を知る事が出来る。原発が札束をばら撒きながらやってくる、そのお金の為なら、生まれて来る子供達が奇形であってもかまわない・・・・とまで発言。乙竹さんにも大変失礼な発言ではある。今原発の被害にあわれている福島の方にはお気の毒ではあります。しかし未だ原発推進を画策されている知事、市長などは多い。

この様なことを発言する市長を選んだのも住民の責任であるということを忘れないで欲しい。


  


放射線汚染に対しての施政者の違い・住民を守るとは

毎日何かと話題になる放射能汚染とその処分方法。少しずつ馴らされてゆくお人好し?日本人。さて時々ブログに登場されるE子さん。家族に内緒で日帰り旅行。帰ってから無断外出とのことで家族から大叱咤。さてではどこへ行ったのに答えて、「栃木県OO寺、行けども行けども山ばかりで・・・・」どうも福島県方向らしい。「何でこんな時に。山の木の葉にはさぞかしセシウムが豊富にあって沢山吸ってきたことでしょう。まあ老人ばかりだから、心配する事もないけれど」E子さん「私達のお仲間には90歳なんていう人もいらして、そういえば高校生の団体も沢山来ていて、木の下でお弁当食べていた????」

引率の先生方、何考えているの?昼食セシウムふりかけご飯、即体には被害は分からないでしょうが、普通高校生にはセシウム舞っている所は避けるべき。

一昨日のニュース葉と落ち葉除去で放射線量半減…農水省指針
農林水産省は30日、東京電力福島第一原発事故で放射性物質が蓄積した森林の除染方法について、樹木の葉や落ち葉を取り除くことで放射線量を最大で半減できる、とする指針を発表した。

日本人のこの気楽さ・呑気さ・好い加減さ、高校生には罪はないけれど、教師たちの思慮の無さには驚愕するばかりではないか。わざわざ福島県境の山中に行って木の下で弁当を広げるなんて。

長野県では阿部知事が長野県として新しく食品の放射性検査を行っていきたい。これは今までは県内産の農作物、農畜産物について検査したが、これからは県外産の農畜産物についても検査を行っていきたいと発表。子供たち、妊産婦、様々な人の不安に応えて10月上旬にも検査をスタートさせていきたい。牛乳、農産物を初めとして、検査機器等も充実をさせながら、放射性物質の検査について、出来るだけきめ細かく行っていくようにしたいと発表。

私としては、基準値以下という表示でなくはっきりと汚染度数を表示して欲しいと思っている。又自分で計測目的でガイガーカウンターを購入、異論が有った場合には、どんどん県に対して意見を言っていくつもりである。福島県の500ベクレルの米を基準値以下として売り出した場合には、これを食する人ばかりが被害者ではない。努力して作られた安全な福島産のお米も評価を下げてしまうのだ。

長野県のこの取り組みは、長野県産の全ての食品の安全性をアピールすることでもあり、努力された農家の励みにもなる。当然の事と言えば当然なのだが、現在の日本人の平均的危機意識と比較するとかなりの温度差がある。又今後の継続次第で、数十年後の長野県民の健康が保たれ、放射線汚染による被害者は減少し県としては医療費負担を抑えることも出来る。

長野県民の一人として阿部守一県知事でよかった・・・と心底思ったのである。

松本市の菅谷市長は、チェルノブイリ原発による放射線汚染により甲状腺癌に罹患された子供達をベラルーシーで、5年半治療にあたった方。今日のニュースでは、どんなに少ない線量の中でもかなりの奇形児が生まれた。決して放射線を甘く見ないで・・・・とTVで訴えている。

菅谷 昭 (1999年8月1日), 講演録「チェルノブイリで子供たちに何が起きたのか!」小児甲状腺がんの現状, “資料庫(特集・通信・要望書など)”, プルサーマルを考える医師歯科医師の会 プルサーマルを考える柏崎刈羽市民ネットワーク, http://www.kisnet.or.jp/net/sugenoya.htm 2011/6/14閲覧, "5月の15日までは、乳牛に新鮮な牧草を与えることを全国的に禁止するっていうことで、結局この牧草の中に放射性のヨードが舞い降りてますからそれを食べた乳牛のお乳の中に放射性ヨードが含まれるから、そういう意味でもって牧草を与えることを禁止したってことですね。それから1000ベクレル/リットル以上の汚染ミルクを子供や妊娠授乳中の女性が飲むことを禁止。…(中略)…4歳以下の子供には乳牛のお乳がなくて粉ミルクを飲ませると、まずいですけどもねでも粉ミルクを飲ませて、これも良かったですね、子供や妊娠授乳中新鮮な葉菜類、葉物の野菜を採らないように。こういうことを初期に対策したもんですから、もちろん4日目ですけども、遅れてるんですけれども、結果としては現在ポーランドでは小児の甲状腺ガンが増えてないということで、初期にきちんと対策すれば…(中略)…この場合はあくまでも、子供の甲状腺のガンの発生に関してはこういう対策をしたら防げるということであります。
                          
                                ガイガカウンター 色々             
          

  


国民の思惑無視の原発再開

福島第一原発事故で汚染が広がったが、避難住民の帰宅や子どもなどのため、早急で効果的な対策が課題。

福島除染土、最大2800万立方m…環境省試算
除染費、1兆数千億円に=中間貯蔵施設整備で拡大も―環境省
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110924-00000889-yom-sci.view-000
(読売新聞)
除染費、1兆数千億円に=中間貯蔵施設整備で拡大も―環境省
 環境省は29日、福島第1原発事故に伴う放射性物質の除染や汚染がれきの処理にかかる国の負担が、2011~13年度までの3年間で少なくとも1兆数千億円に上るとの見込みをまとめた。効果的な除染手法が決まっていない高濃度汚染地域の対策費や、汚染土などを安定的に保管する中間貯蔵施設の整備費は含めておらず、将来的に負担はさらに膨らむ見通しだ。(時事通信)◇大量に予想される汚染土などの課題
・ 除染土、最大東京ドーム23杯分 環境省が試算 - 47NEWS(9月27日)
・ 除染作業に伴う問題点の指摘 - 関連情報エリア

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110929-00000101-jij-pol
今日のTVでは福島のお米が基準値以下であったとして全部出荷できると喜びの農業従事者がUPされた。500シーベルトのお米を安全基準値以内といって発表する不思議な神経・・・・・北朝鮮が金正日様のお陰で幸せ?・・・といっている映像と何が違うのだろう。

野田総理が国内では脱原発を表明されながら、アメリカ国連合では、はっきり原発を最高水準に持っていくと明言されている。(野田総理、一ヶ月もたたずに原発推進へ「先祖帰り」? - JanJanBlog)http://www.janjanblog.com/archives/51824

狸だ、どじょうだと非難する自民党代議士はいらっしゃるが、事アメリカでの発言をいぶかり批判する声は自民党代議士からも報道からも一切うかがえない。彼らにとって野田首相の発言自体許容範囲内ということなのだろう。捨て場のない汚染土壌の問題の解決の目途すら立たない今日、この国の施政者は一体何を考えていらっしゃるのか理解できない。今を上手く泳げばよいと言う事ではないことを施政者は真剣に考えて欲しいものだ。

国が安全基準と唱える500Bq/kgの米を食べた場合についての専門家発言

松田浩平教授 「国の暫定基準値の500Bq/kgは核戦争時の餓死を防ぐための止むを得ない食物の汚染上限」
http://ex-skf-jp.blogspot.com/2011/09/500bqkg.html

【食料生産者の皆さんへ】国の暫定基準値の500Bq/Kgは全面核戦争に陥った場合に餓死を避けるためにやむを得ず口にする食物の汚染上限です。もしも放射性セシウム137が500Bq /Kgも含まれた食品を3年食べたら致死量に達します。

全てが基準値ぎりぎりではないとしても重複内部被曝を考えれば政府の暫定基準値では10年後に半数以上の国民が致死量以上に内部被曝する可能性が95%を超えます。つまり暫定基準500Bq/Kg未満で安全宣言すると言うことは、その食品を食べた人が 10年後に半数は死亡してもかまわないと言っているのと同じだと言うことを忘れないでください。
  


日本の言論統制 中国・北朝鮮並にならない様に願うのみ

セシウム検出新米も流通させろ!」農水省から驚愕のマル秘指令!!
9月23日、二本松市小浜地区で作られていた「ひとめぼれ」の玄米から500ベクレルの放射性セシウムが検出されたとする福島県の発表は、全国に衝撃を与えた。国が定める暫定基準値は1キロ当たり500ベクレル。上限いっぱいでの検出は初だ。福島県は、全国4位の米の生産量を誇っている。現地に取材に行くと「国がいくら安全と言っても、消費者心理としては『たとえ1ベクレルでも、放射性物質が含まれているお米は口にしたくない』と思うでしょうね。だから全農でも自主的に調査を行い、ND米(放射性物質を機械で検出しなかった米)しか流通させない方針です」とJA全農福島米穀部の担当者は語る。福島県産の米の信頼を取り戻すために、彼らは懸命の努力を続けていた。
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知人が取引先の福島県内の農家を見回った際の悲惨さを嘆いていた。桃が一つ十円単位の値段しかつかない・・・・と。彼の発言からは、福島原発騒ぎすぎる・・・とも取れる。単に農家が可愛そう・・・・発言。

取引先の土建業者さん、東北の瓦礫除去の作業に社員を派遣されていた。3月14日のキノコ雲については、当時東北地方TVでこのニュース随分放映されたがNHK等では放映されなかった。最近ではどこでも見れない・・・・・・国が隠蔽しているとも取れる発言。地元の方の発言より。

福島県・宮城県での土木作業に社員を派遣して思った事
Ⅰ:検査が厳しく放射能汚染被害に対する検閲が厳しい。そのため経営者として、対応しきれない
  (国は危険を察知されている。そのため従業員作業員の検閲が厳しい)
Ⅰ:身の危険を危惧された従業員が職場を離れた。
1:東北で仕事して知った事。東電の人は雲の上の人であり、長野辺りの新聞紙上では東電に対して
 随分批判的であるが、いざ東北で周囲見回すと東電の方々に対する態度は一般人と全く差がある。
 飽くまで雲上人であると。

さて、長野県では中電社員を雲の上と思う人は一人もいない。それは、長野県に原発が無いからだろうか。

中部電力浜岡原発「永久停止」静岡県牧之原市議会決議発表は、何かと原発に倒してすっきりした
決断が出来ない国に対して、地元の反対は至極当然であり、心地良いニュ-スであった。
核廃棄物最終処分場問題等を考慮すると、世界的に原発は、早急に別のエネルギー確保に転換すべきだと思う。

現在の惨状にも拘わらず、日本の野田総理はアメリカ国連会合で「脱原発依存」に言及せず原子力発電の安全性を最高水準に高める」と強調。「原子力の利用を模索する国々の関心に応える」とも述べ、原子力関連技術の向上と原発輸出は継続する姿勢を鮮明にした。 http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20110923/1316737115

菅前総理が脱原発をと宣言されたにも拘らず、まだ数ヶ月でこの有様。未だ福島原発放射能漏れ収束の見透しはたっていない。当長野県は時々中国の黄砂で一晩で車が黄色い砂で覆われⅠ・2週間続くことがある。黄砂と放射能の比重では、黄砂のほうが遥かに重量がある。風向きに位置する高い山の存在も放射能汚染に大きく関与する。

せめて野菜果物は皮をむき洗濯物は室内に干し、用がない限り外出しない事。出来るだけ産地を見て買い物をし、手作りを心がける。私達一般庶民には国の方針を変換させる力もなく、声無き声を上げるだけ。私のような素人のブログは兎も角として、既にサイバー警察官によって、たくさんのブログや日記が、「一般大衆に虚偽の情報をまき散らし、不安を煽るもの」として削除されているとの事。「コンピュータ監視法案」可決。http://nippon-aikoku.iza.ne.jp/blog/entry/2206846/

国に不利なブログは、何時排除削除されるか分らない。正しく中国・北朝鮮並になってきた日本です。
  


放射能汚染・安全である、基準以下である・・と言い続ける日本

今日本では、放射能汚染に対して必ず≪安全である、基準以下である≫と新聞紙上でもニュースでも発表されている。しかし何を以って安心であり、基準以下というのであろうか。
http://yokohama-konan.info/wp-content/uploads/2011/06/kizyunti.pdf#search='http://yokohamakonan.

世界も驚く日本の安全基準値2000ベクレル・・・・・とあります。ずっと少ない汚染でもチェルノブイリ原発による甲状腺癌,小児癌の症例が沢山齎されています。チェルノブイリ電気出力1GWe (熱出力3.2GWth)福島第1原子力発電所1号機(出力46万キロワット)

これどれぐらいの差があるの?
ちなみにチェルノブイリの被害を日本に当てはめた場合




一校ひとくみ長野の新田先生から頂いたメールで、福島県では子供達を他県に非難させる事に非協力的であるらしい。放射能被爆不安があって他県に非難したいと思っても、県自体が福島県から出ないで・・・・・との姿勢でいる限り、何れほとぼりが冷めてから戻った後の諸々を考慮すると気が弱い親たちは、避難し難い現状なのではないか。

或ドイツ人を父親にもつ宮城県の小学生が父親の住むドイツへ非難された。しかし日本の学校に通学していた8才の少年は、母親が住む宮城県に帰りたいと思ったが、ドイツでは原発から250km以内には帰せないとの国の基準がある。結果一校ひとくみにホームステイ先を探して欲しい・・・と依頼されてきた。ドイツの法律では原発から250km以内は強制避難地域という事になる。一校一組は原発の災害から子供達を守りたい・・との思想で始められた。

放射能汚染による被害は、即発症するものではない。5年位経過して障害がある子供たちが生まれたり甲状腺癌を発病する。その時の県知事、役人達を訴えても既に間に合わない。この意見とは反対に、この程度なら安全なのだから危険などと風評を流すな・・・・との意見も多くネット上に見られる。多くは福島県の方達である。

真実は経過した数年後以降に齎されるのであり、今何がと言う事を確定できないのはどうしようもない。ただ今の福島県の農業従事者の生活を守る為に安全だと主張する事はあっては成らない事。

地面に落下した放射能は、一年ごとに土壌を汚染してゆく。そこでつくられた農作物を摂っている限り、人体にセシウムは5年残留し、ストロンチウムは、30年残留する。その間に健康な遺伝子が犯され、幼い子供たちが本人に責任無く病に罹患する。今農業従事者に生活保障し土壌改良に国を挙げて取り組む事と、数年後に起きるかも知れぬ病を発症した子供達を介護支援していく事とお上(国家)が前者を選択しているのではないでしょうか。

太平洋戦争終戦前に広島長崎に原子爆弾を落とされた日本。その悲惨と恐怖を一番知っている日本が選択を誤る事が合ってはならないと思う。

  


国民を迷走させるジャーナリズム・鉢呂発言・放射能の真実

「不検出」だった福島沖で汚染268倍 高感度分析(朝日新聞) 2011年09月12日 20時40分
文部科学省は12日、宮城、福島、茨城県沖の放射能汚染の海水調査について、「不検出」とされた地点を高感度分析で再調査したところ、セシウム137の濃度が東電福島第一原発の事故前と比べて最大268倍だったと発表した。文科省はこれまでの海水調査で、セシウム137は1リットルあたり9ベクレルを検出限界値としており、それ以下は「不検出」と発表していた。結果を早く出すことを優先した簡易調査のためというが、海洋汚染の拡散の実態を明確にするため、原子力安全委員会などが高感度分析を求めていた。>> 続きは asahi.comへ (http://www.asahi.com/national/update/0912/TKY201109120322.html?ref=goo)

最近周囲の声が『どうも、国の発表より放射能汚染は酷い事になっているらしい。・・・・といわれ始めました。チェルブノイ事故より遥かに大量なセシウムが放射されていると。解り易い表がありましたので添付します。http://yokohama-konan.info/wp-content/uploads/2011/06/kizyunti.pdf#search='http://yokohamakonan.

管総理から野田総理になりましたが、相も変わらず野党は与党の揚げ足取りばかりです。鉢呂前経済産業相の原発被害地に対して『死の町』発言は、世界のニュースでは既に取り上げられていることでしょう。実際に人は住めないし、非難対象地区なのだから。本当に言ったか言わないのか長谷川幸洋氏がこの事について書かれています。

【長谷川幸洋「ニュースの深層」】http://gendai.ismedia.jp/articles/-/19475
当事者が初めて語った「放射能失言」の裏側!鉢呂前経産大臣は原発村を揺るがす「原発エネルギー政策見直し人事」の発表寸前だった  長谷川 幸洋氏によると、原発推進派の官僚達の意に添わない人事をしようとしたため、陥れられた・・・と解釈できる。
『死の町』発言は福島の方にはショックだったとは思うが、現実から逃避せず、一刻も早く除染を進めるべき。自民党も民主の揚げ足取りばかりに夢中にならず、被害者救済の遅れている分野に党が一体となって力を注ぎ、大衆の信頼と支持を得られた暁には、再び政権与党に返り咲く事も出来よう。今の状態では、国民離れも無理ならぬ事。

日本人全体が裸の王様とならずに、真実を見つめ国家に協力し、海外ではチンピラ並に扱われているジャーナリストの発言に惑わされる事無いように努めなくてはと思う。某掲示板に、鉢呂経産大臣の発言に対して、もし小泉前総理であったなら、「事実、人が住めなくなったんだから、死の町で何が問題なのか?!」「じゃあ君らが住んでみて安全性を責任もって住民に証明できるのか?!」と応えるだろう・・・・とあった(jbabm102mより)

一国の大臣ならこの位の度量が欲しいものだ。今国民が切に求める者。それは強いリーダーシップであろう。菅総理も口下手、訥弁の代表であった。ある意味総理大臣ですら、罵倒して平気な報道陣に対し、強くなければ国民に自己主張もなせない国家に成り下がってしまった現在である。
  


チェルノブイリと比較した日本の隠された被爆の現実。

読売テレビ(大阪市)系列の番組で、中部大の武田邦彦教授が岩手県一関市の放射線数値を示したうえで「東北の野菜や牛肉を食べたら健康を壊す」などと発言したとして、勝部修市長は6日、武田教授に抗議のメールを送ったことを明らかにした。勝部市長は「農家の感情を逆なでする非常識な発言だ」と指摘した。

読売テレビは毎日新聞の取材に「武田先生に批判的な意見も入れて(放送して)いる。全体を見てもらえば、問題のある内容とは思わない」としている。ネット上も武田邦彦教授を非難する投票が多い。しかしチェルノブイリと比較すると下記の様な結果になる。ほとんどの東北の牛乳からはセシウムはでていないのに一関の原乳からはセシウムが20・・宮城が次いで13.5が発表された。

チェルノブイリ年間被爆量 5ミリシーベルト以上(日本年間被爆量20ミリシーベルト以上を避難対象)せめて幼児、子供たちはチェルノブイリ基準が妥当。食品の地産地消もいいが幼児、子供たちが食べるものは放射能ゼロを義務付必要。基準値以下のものは大人が食べて、子供幼児には食べさせてはいけない。
http://profiles.yahoo.co.jp/falcon55zより

要するに・・・・一関は汚染地区だということ・・風評ではなく事実。
1.旧ソ連最悪の原発事故 チェルノブイリの避難基準は5ミリシーベルト 日本の福島は20ミリシーベルト。1986年に起きたチェルノブイリ事故時のソ連の避難基準は2段階。神戸大学公開された資料で判明 

報じられなかったプルトニウム「大量放出」の事実
以下は、現代ビジネスhttp://gendai.ismedia.jp/articles/-/18245大学院海事科学研究科・山内知也教授より

「プルトニウムの場合、ホットパーティクルと呼ばれる微粒子を体内に取り込むと、外部被曝に比べて数百倍の危険性があると言われている。今回の原発事故では、一部の研究者が福島第一の周辺でプルトニウムを検出済み。

このリストで、私がより心配になったのは、内部被曝すると骨の中心にまで入り込んでしまうストロンチウム。セシウムに比べてストロンチウムは100分の1程度の量だが、その危険性はセシウムの300倍と主張する科学者もいる」

実はこのリスト、保安院が6月6日の会見で記者たちに配布した資料の一部。震災4日前に東電から「10mを超える津波が来る可能性がある」と報告を受けながら、5ヵ月以上もそれを隠し続けていた保安院だが、こちらは歴きとした公開資料だ。

ところが、新聞やテレビの報道をチェックしても、プルトニウムやストロンチウムが放出されたと報じたものは皆無。なぜ、このニュースが国民に知らされなかったのか。 日本政府の避難基準は20mSv/年。ソ連よりも4倍も甘い基準。ソ連の基準で避難をするなら、福島市や郡山市も対象となる。外国の新聞でもこの事実は報道されているが、日本のマスコミは沈黙を守っている。また、ソ連では0.5mSv/年を超える場合「放射線管理強化」となる。福島全域のみならず、茨城北部なども管理強化すべき。(原田裕史)

以上のことから
日本では放射能汚染に対して真実は報道されていない≪悪いのはマスコミと保安院
日本人には、危険と言われれば言った相手を非難する輩がいる。事実を調べもしない。≪一関市長のように)
マスコミは政局批判するより、現実を正しく発表すべきである。保安院が何故原発推進派であるかは当然ご存知だと思う。

東北の子供達を放射能から守るべきは誰の責任か。真実をを知らされぬ親達は、安易なニュース解釈で楽な選択をする。だからこそ国は危険性を正しく知らせ、何十年後の健康な子供の未来を守らねばならない。

菅前総理に続き、野田新総理も原発は徐々に減らしてゆくと発言。復興増税も前向きに検討中というが、国民の多くが復興増税やむなしといっている。若い人達に借金を残してはいけないと判断されている常識ある大人達が沢山いらっしゃるのは嬉しい事だ。
  


日本も≪明治維新でもペストロイカ≫でも若い力で頑張って

今日女優の岸恵子さんがテレビでお話された事はとても良かった。
女優であり文筆家の岸恵子さんは、フランス人の映画監督イヴ・シャンピ氏と結婚され離婚されたが、フランスと日本を永年行き来され、フランスの事情にとても詳しい方です。

今回の原発災害に対して、
フランス人は原発に対してよく学んでいるので「フランスという国は電力の80%を原子力に頼っている。そして人々の心もそれに非常に重きを置いているし、日本人と比べて段違いに大人だ。しっかり教育を受けている。こういうこと(原発)に関しては、しっかりとした考えを持っていると思う。日本人は上から安全だと言われると安全だと思い込んでしまう、疑わないということがとても怖いと思う。

例えば、旧ソビエトのゴルバチョフさんがおっしゃったペレストロイカ、私はこの意味は『建て直し』と解釈した。あれはうちの立て直し、国家の立て直し、人間の立て直しのことだと思う。今、日本人は自分の国、人間としてどう生きるべきかということを、もう一回原点に立ち返って、立て直すべきではないかと思う。物質とか贅沢とかから脱却し、精神的なもの、精神的な豊かさに変革すべきである。人間としての改革を1人1人がやるべきなのではないかなと思う。あらゆる研究者にエネルギー対策の知恵を絞って頂いて、それを一般の人がしっかりと受け止めて、その範囲で、今まで豊かではあっても幸せではなかったかもしれない。限定されたエネルギーの中で、自分たちの住みよい空間を作り出し、知恵を出して作り上げてゆく。

明治維新は20代の若い人がされた。今もう一度、若い人の力を、経験豊かなおじ様たちが引き出して、若い人の力で明治維新のようなことをやって欲しい。20代の人たちの力で、環境に合わせ、国の状態に合わせて、自分を強くしていく。今こそ、幸せに向けて、自分が自分を開拓していく。ペレストロイカであり、ルネッサンスであると思っている。」

石川県の事件の様に、若さゆえに余りにも愚かな20代もいらっしゃるが、20代30台40代未だ若いと遠慮されている奥ゆかしい日本人も沢山いらっしゃる。是非≪平成維新≫でも≪ペストロイカ≫でもして、今の政治の生き詰りを克服して欲しいものだ。
  
       


原発にまつわる神話の模造

世界飢餓にまつわる12の神話
神話その1
膨張した世界人口を養うだけの食糧が足りない。だから食糧増産が必要だ。
神話その2
干ばつや凶作が飢饉を引き起こす。自然災害のせいだ。
神話その3
世界人口が多すぎる。だから人口抑圧政策を進めなくてはならない。
神話その4
飢える人たちのために食糧生産を増やすと環境を破壊してしまう。
神話その5
「緑の革命」が飢餓問題の解決策だ
神話は12まで続きます。事実については上段にある平賀緑さん翻訳のページhttp://journeytoforever.org/jp/foodfirst/report/hunger/12myths.htmlを参照下さい。

•インドでは、2億人の国民がお腹をすかせていたとき、6.25億ドル分の小麦・小麦粉と13億ドル分の米が輸出されていた(1995年)。

•典型的な飢餓地域のバングラデシュでは、国民全員に2,000カロリーを供給して充分な量の米が生産されている。野菜・果物・豆類など他の食品を加えると、全国民を余裕を持って養うことができる量の食糧が生産されている。また肥沃な沖積土と水資源に恵まれたバングラデシュでは米だけで2倍も3倍も収穫量を増やす可能性があると推測されている。

•ブラジルでは、7,000万人の国民が充分食べられなかったときに、130億ドル分の食糧が輸出された(1994年)。

•アフリカでは、2億1,300万人が飢えるサハラ地方の国々が盛んに食糧を輸出している。1960年代末から70年代初頭に西アフリカ諸国が史上最悪の干ばつに襲われたときも、12.5億ドルもの食糧が輸出され続けた。1982~85年の干ばつのときもこれらの国からの食糧輸出は続いた。

•先進国のアメリカでは、3,000万人が充分な食糧を確保できず、アメリカの子供たちの8.5%がお腹をすかせており、20.1%が飢餓に面している。一方、代々アメリカ政府と農家は過剰生産に頭を痛め、1995年にアメリカ政府は300万トン以上の穀類を海外に輸送するのを援助している。

世界の食糧供給事情は「過剰」の一言につきる。今日の世界では小麦や米などの穀類だけで全人口に毎日3,500カロリーを提供できる量が生産されている。野菜や豆、ナッツ、根菜、果物、草食の家畜肉、魚など他の食品も加えると、一人当たりに毎日4.3ポンド(約1.95キログラム)の食べ物がある。穀物と豆とナッツが2.5ポンド(1,133グラム)、果物と野菜が1ポンド(453グラム)、肉と牛乳と卵も1ポンド(453グラム)ぐらい。毎日食べていると太ってしまうほどの量だ。問題は多くの人があまりにも貧しくて、食べ物が目の前にあるのに買うことができないこと。世界で一番「餓えた」国にも国民全員が満腹になるだけの食糧がある。それでも飢餓が続き、餓えた国々から食糧や他の農産物が輸出されている。http://journeytoforever.org/jp/foodfirst/report/hunger/12myths.htmlより

飢餓は現実に存在する。しかし、食糧は不足していない。

原発神話1 本当にそうなのか!
原発を継続しなければ日本の経済は衰退し、企業は安い電力を求め、海外に撤退する。国民の収入事態が減少し、生活レベルが下がる。

今日NHKで『新生日本』徹底討論!私達のエネルギーを見ました。印象に残った意見です。

1:電力が足りる足りないではなく、原発を利用しないで足らせる事が必要だ。
1:被爆国である日本が、何故原発を止めないのかと世界の人々が訝しがる。
1:今、日本は放射能汚染に対して加害者になってしまった。このことを全世界の人々に済まないと思って欲しい。
1:日本にエネルギーは無い。国民一人一人が節電する事は、日本の電力自給率を上げる事。

日本中の方々から一万数千件の意見が寄せられました。一般の国民の人間としての誠実な意見であります。
世界の飢餓に対しても富める国の勝手な解釈・・・・神話が流布されています。お時間ある方はFood First 日本語サイト文責 平賀緑平賀緑による詳細http://journeytoforever.org/jp/foodfirst/report/hunger/12myths.htmlよリを見てください。

日本の原発問題に対しても、神話に惑わされない私達国民自身の知恵結集が必要な時です。  


被災にあわれた若い方達!まだ就職口は色々ある

Yさんは現在86歳。若い時から働きずくめの一生である。長年の会社勤めなので厚生年金を受給されながら昔鍛えた腕で、障子・襖・網戸の張替えを行とされている。シルバーセンター(退職された方達が庭仕事、庭の手入れ、草取り、障子・襖の張替え、屋根のペンキ塗り等の仕事をされている。最近は、パソコン、事務職などもシルバーさんで賄えるようになったらしい)で、会員に施工方法を指導にも行かれる。お仕事振りも年齢に違わずしっかりされていて、高度な修理もこなされる。今日彼からお聞きした話である。

孫娘が青森の八戸の方と結婚されそこで生活されていたが、会社が被災にあい閉鎖してしまった。彼の実家は八戸市で事業をされているが3男である為、職を求め妻の実家である当市に、Yさんの家に即引っ越してきたそうだ。現在26歳。仕事は2ケ所から採用通知がきてしまい、A社に決めB社を断ったという。雇用期間終了後は本採用でもある。仕事が無い・・・というのは、本当に働く気が無いからだよ。又そういう人間は、働き始めても、まもなく辞めてしまう。

もう青森には帰らないで一生ここで働くと言っていたよと。只、仕事が決まる迄の間、皆働いているのに3時頃から風呂に入り、テレビをつけっ放しで、マッサージ受けながら寝ているよ。態度が悪いなハハハ・・・・・・そうである。

確かに建売を購入された方達は、倹約の方法として、
1:買い物は週に一回 (度々行くと必ず不要な品を買ってしまう)
2:入浴は家族が続けて入れる時間に風呂を沸かすが基本であった。私はお聞きしながら若い方達から教わる事も多かった。

何時の間にか、日本も勤労・勤勉・倹約を忘れて自由に自分勝手に生活する事が当たり前になってしまった。86歳の稼ぎよいお祖父さんが家長であれば、若い方たちが当たり前な事が我侭身勝手にも映るのだ。

この26歳のお若い方は、妻の実家に居候されていたが、就職と同時に別居され一軒を構えるそうである。東北で被災にあわれ職をなくされた方、放射能の被害で被災地から転居されたい方達は、どうぞ参考にして頂きたい。
  


放射能汚染「ただちに影響が出ない」ってどういう意味?

放射能汚染に関し、繰り返し聞かされています。もっとこの意味するところ深~く考えてみませんか。以下のブログを見つけました。皆様も見て下さい。http://www.youtube.com/user/akwneindankeより

「ただちに影響が出ない」ってどういう意味?「ただちに影響が」なかったら大丈夫なの?ただちに影響が出るというのは、急性で傷害が出るということです。つまりは、死亡する、火傷をする、脱毛する、下痢になる、嘔吐する、というような急性傷害のこと。

では、急性傷害がでなかったら大丈夫なのでしょうか。5年後、10年後、20年後に、癌になって、死んでいくことを、晩発生の傷害といいます。放射線に被曝した場合には、後になって傷害が発生するということがあるのです。

放射線に被曝すると、私たちの身体をつくっているDNA、その分子結合のエネルギーの、何十万倍、何百万倍のエネルギーの固まりが飛び込んできて、私たちの遺伝情報を、ズタズタにしてしまいます。たくさんズタズタにされれば、死んでしまう。でもちょっとだって傷がついたものは、細胞分裂をして、それをまた増やしていきます。まったく影響のない被曝なんてものは、存在しないのです。この動画は、以下の動画の一部を編集したものです。【大切な人に伝えてください】小出裕章さん『隠される原子力』
http://www.youtube.com/watch?v=4gFxKiOGSDk&feature=related

こちらも、あわせてご覧下さい。
原発と白血病の因果関係(ドイツのテレビ番組)
http://www.youtube.com/watch?v=K3VFzSLFpwgそもそも、原子力発電所って何?小出裕章さん『隠される原子力』より
http://www.youtube.com/watch?v=XH8cIIvd0zA

≪ツイッターより。@onoda_oyanz≫朝日ニュースターにて弁護士の只野靖さんが明かしたところによると、「想定外の災害」という東電の主張を認めて東電の補償を免責してしまうと、原子力損害賠償法の規定によって、被害者は「東電からも国からも賠償を受けられず」、「全員泣き寝入り」となるのだそうだ。

日本の保険制度だと、治療費の3割は自己負担です。(例えば、白血病になって骨髄移植をした場合、成人であれば自己負担が100万円以上かかります。抗がん剤治療や、手術も高いですよね。被害者は、保証がもらえないだけでなく、高い治療費を払うことになります。治療中は、仕事などできないから、そのあいだの収入がゼロになる可能性も、忘れてはいけません。(akwneindanke)より借用。

さて今日は多忙な中、一つちょっと良い事をしました。統一失調症とかのKさんが親からの相続財産を売却し、市の福利厚生課管理の下、犬付きでアパートに入居する旨某不動産業者と口約束済。風貌を見て今まで広い自然の中の古い大きな家で犬と仲良く生活されていたKさん。当方も最初のアパートを案内しながら、何か彼にそぐわない感を受けたので、南面が桃畑で、広い庭付きアパートを紹介。何やこれや考えた挙句更に熟考、彼の病状から推測し、毎日飼い犬を家族として多分一緒に一つ布団で寝ているのだろう・・犬は彼にとって、お友達であり、家族であり、恋人でもあるのだろう・・・・・

これを犬小屋と彼の居室と分離して生活をしたら、彼の病状思わしくは無いだろう・・・と、特別の配慮でペット同居OKを出しました。彼の性格については、近隣居住者から聞き及んでおり、穏やかで何ら心配するほどでは無いと。今日土地建物の売買契約をされたようですが、某業者さんのお話では、お身内の方と二人、犬の今後の心配ばかりされていたそうです。不動産業はとても大変な事が多く、家賃を数ヶ月未払いの挙句電話掛けても応答拒否の入居者もいます。RCも暴走判断ばかりの挙句勝手な事ばかり言い放つメンバーもおり、何かと大変な一日ではありました。

政治の事、放射能汚染のこと、安心出来ない毎日の生活ではあります。今日こんな小さい些細な事でも、心の病を患っていらっしゃるKさんに、小さな本当に小さな幸せではありますが、心の安らぎが保てる今後の住居の選定が出来た事は、私としては上出来な一日でした。
  


放射能オンチ・政治オンチな日本人

菅直人首相は15日、東京電力福島第1原発事故で飛散した放射性物質の除染に関し意見を聞くため、東大アイソトープ総合センター長の児玉龍彦教授らと官邸で会った。児玉氏は「汚染の程度を全部明らかにし、住民中心で除染計画を考えないといけない≪私は国に任せてはいけない・・・・と感じた≫児玉龍彦氏が衆議院厚生労働委員会で、福島原発の放射能汚染の対策の遅れについて専門的知識を発表されながら政府の対応の悪さを訴えていらっしゃる。この事が新聞等で余りニュースにならない不思議さ。
http://www.youtube.com/watch?v=O9sTLQSZfwo ≪児玉龍彦≫で見れます。

以下は下記の方のブログよりお借りしてきました
http://blogs.yahoo.co.jp/consu2346/MYBLOG/profile.htmlブログ引用。
レベル7原子力事故で放出される死の灰の量は、核爆発で放出されるものより3桁多い。このことは一般には知られてないが専門家の間では常識だという。素人が想像する以上に原子力事故の放射能は凄まじいわけだ。会談後、首相は「放射能汚染の問題を総合化しなきゃいけない。非常にいい議論ができて良かった」と記者団に語った。児玉氏は「緊急の(食品汚染などの)問題と、何十年もかかる恒久的な国土の除染を分けて考える必要がある。国民主体の議論が必要だ」と話した。

放射線ガン死の年齢依存性
1万人・Sv当りのガン死数(白血病は除く)
J.W.Gofman, Radiation and Human Health
00歳******************************15152
05歳***************************
10歳**********************
15歳***********
20歳*********
25歳*********
30歳*******3891
35歳*****
40歳****
45歳**
50歳*
55歳*

全年齢*******3731人
余談ですが、冒頭で紹介したNHKスペシャルの後半で、チェルノブイリ事故から25年も経過した今でも放射能汚染という重い荷を背負い続けているベラルーシの取り組みが紹介されていました。ベラルーシでは、今でも国家予算の2割を放射能汚染対策に使っているとのこと。

とりわけ、放射能汚染から子どもを守るための対策が図られていて、すべての学校で、食べ物の放射線量を測ることが可能になっていたり、すべての病院、診療所で、無料で被曝検査が実施され、もし病気になった場合でも生涯無料で治療が受けられるとのこと。放射能汚染対策に国の予算が毎年2割も使われているということにも驚きましたが、さらに驚いたのが、チェルノブイリ事故から25年も経過しているのに今でも放射能汚染が拡大し続けているという現実があるということです。

高濃度で放射能汚染されてしまった多くの建築物が手をつけることができずそのまま残っていて、その汚染建築物の老朽化によって風雨などの影響でまた周辺に放射能を拡散しているとのこと。こうした現実を目の当たりにすると、「人類は原発とは共存できない」ことを実感させられます。
(byノックオン。ツイッターアカウントはanti_poverty)以上他人様ブログ引用。

私達は、かなり放射能オンチであり政治オンチである事を自覚せねばならない。また、今の政府≪民主党ばかりでなく全ての政治家≫に対し、もっと批判的でなければいけないのではないか。国の対応がだらだら遅れている事により、国民も少しずつ放射能汚染に対し感覚が麻痺し、他人事になっている感じがある。政府の取り組みが好い加減な結果、福島の方達の他県への転居が遅れている。誰しも、より楽な意見に従いたいと言うのが人間の弱さでもあり本能でもあろう。
  


原発・脱原発今国民が学ぶことは

原発・脱原発の如何を論じている時、某社長さんが太陽光発電に3500万円設備投資されたが、冬場と曇りの日,雨の日等日照条件の悪い時が多く太陽光発電は全く役立たず・・・と仰っていた。我家自宅も既に10年ほど前に家庭用を設置済ではある。銀行に眠ったままの預貯金は何も生み出してはくれぬが、それでも太陽光発電は夏場のエアコン電力位の発電はしてくれている・・・と思っている。

3500万円投資社長は税金対策もあってなされた事であるし、それだけの大金を投資されたと言う事は、基本的な太陽光発電による経済収支など当然調査の上決断されたと思う。それらの表示された数値と結果に隔たりがあったのかどうか詳細は分らず。お天気はここ数年の日照時間等について言えば猛暑続きではある。

彼が面白い発言をされた。そのことで私はその後その思いつき発作のような発言の是非を自分に問いている。彼は原発をすっきり止める事など今の生活を維持していく以上絶対無理だ・・・・と仰った。そして一軒辺りの使用電力を今のように使いたい放題にしないで20アンペア止まりにすればよいとの発言であった。

確かに家庭用が一律20アンペアまで、それ以上はもっと価格を上げるとか、自宅での発電蓄電装置に頼るとかになると電力会社の発電量は少なくてすむ。脱原発を唱える以上今の電力使用量では到底賄えず一軒辺りの使用量を大幅に減らすしか無いとも。簡単に脱原発を唱える政治家K●●は馬鹿だ・・・・と、中々の爆弾発言でもありました。

贅沢に慣れてしまった私達日本人が、今の様な暑い盛りに、エアコンを使用しないではいられないでしょう。又熱中症による死亡者も当然増えるはずです。

日曜日のテレビで地熱発電に対して日本は火山国のため世界一の地熱発電適応国であるにも拘らず、文明国の中では対応度が大変低いとの某学者先生の発言。原発に対しては、自民党も民主党も原発を利権にしてきたから・・・地熱発電が遅滞しているとも取れる発言ではありました。地熱発電適応地は殆ど国立公園内であるため、いざ決断となった時には、国もやり易い筈とのこと。

私達国民抜きで官僚と国会議員・代議士達が未来の日本の方向を誤らないためにも、ニュースや学者の意見を参考に、今一人一人がしっかりと学ばなければいけないのではと思いました。
地熱発電については
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20110418-00000305-alterna-soci
  


震災ボランテイア・やった!という実感が欲しい?

中国などの言論の自由が無い国家と比較して日本国民の幸福感は計り知れないほど大きいものと思う。でもそれも当たり前の事としている我が日本人はあらゆる事に自己発言が許される。大きくは国会、小さくは家庭、町内会など。我がロータリークラブでも前回の夜例会で≪一校ひとくみ長野≫のための義捐金にと前以て1:義捐金募金する1:各々の寄付金額に対し領収書発行するは、私より事務局に通達してある。当然私は全額募金できるものと考えていた。ところが先ずお酌に回った会員の一人(役職は必ずお酌に回る慣習がある)が、『今日の義捐金でバイオリンニストの牧さんを連れて姉妹都市である塩釜へ一緒に行こう・・・』と言い出した。私『え!!!!』≪冗談じゃないでしょ≫でもそうは言えない。自由とは恐ろしいもの。何でも深く考えもせず何でも発言。

『今日の義捐金は国際奉仕委員長と取り決めて一年間震災地震の援助に協力する事になっている。何度も会で発表している様に≪一校ひとくみ≫に寄付する募金で、明日3:00までに小林脳外科新田先生にお持ちする』と言い切ってしまった。言い切らないでいると、同じ次元で義捐金の趣旨の取り決めと目的が最初からメチャクチャになってしまう。発作で物言うとは正にこのようなこと。

政治家にもいらっしゃる。思いつきで物を勝手に喋られては収支が付かなくなってしまう。その方は随分良い事を考えたと思っていらっしゃるらしく『何で?やった・・・と言う実感が欲しいんだよ。どうして?何で?』と言い続けていらっしゃる。

余りネットなどご覧にならないのでしょう。そもそもボランテイアする方は、宿泊先も自分で用意して・・・と言われているところへ、若いバイオリンニストのお嬢さんを伴って被災地へ二泊三日も10人で・・・・人間の自由な発想とはかくも恐ろしいものであります。これを自己満足と言わずして何と言うのでしょう。

キッパリと拒絶したものの、あちら様は、随分不満の様子ではありました。一年間の役職ですが、私の会長と言う責務は、本来の例会宴会とは別に役職同士の会合と宴会が多く、更にはごみ拾いなどのボランテイアもあり、山の草むしりもあり(自分の周辺は全て人様にお願いしているが)遠くは南信・塩尻市まで行脚する事も度々ある。

まだ一ヶ月の経過に拘らず、既に夏ばても重なり疲労困憊状態の中である。色々無知な発言が多い中で拒否し抵抗することも疲労の原因になる。原発を巡り、やらせ発言、涙会見、野党の野次発言上げれば切が無いが、私程度でこの有様であるに比して、国家中枢部の大変さは如何ばかりであろうか。

  


家で出来る体を動かす福祉とは

テレビ≪世界の辺境の地に生きる!頑張る日本人≫ネパールで支援活動を続けるオーケーバジ(OKおじいさんこと垣見一雅さん)、ルワンダで 義足を作る日本人の吉田真美さんを見ていて、何と同じ日本人でありながら、行動力の素晴しさ!と感激。

私も何か、体を動かして人のためになる事は・・・・・・・と東北の方に送るために、衣類の整理・クリーニングにチャレンジしてみた。喪服が欲しいというリクエストが幾つかあり、購入したきり一度も着用されていない喪服が2・3着は有ったはずと。今までも不用品は、何かと着れそうな方に着用して頂いていたが、『全部流されてしまって何もない』と仰る方なら、数年着なかった衣類、一度も着用しなかった衣類、ハンドバッグ等、この際着用利用して頂ければクローゼットの中もすっきりしてなにより。

もう着ないと分っていても、破棄してしまうには惜しいと、中々ごみの日に出せないでいた沢山の衣類。今日は10着ばかり、ドライクリーニングしアイロンかけで一日が終わった。半年前には、RCでタイ・カンボジア・バングラデイシュへの衣類を提供したが、絹・ウールの物の良い品は洗濯もままならない地ではと送らなかった。

日本人なら、シルク・ウール・麻などの良質な製品は、それなりに喜ばれると思う。靴も余り着用しなかった物が沢山ある。サイズ等も正確に測って表示できれば、希望される方もいらっしゃると思う。先ず夏物から、秋物、冬物と順次整理しながら、ネットで連絡してみようと思う。衣類など中々破棄するには惜しい・・・とクローゼットにしまってある方は、下記サイトの衣類を参考にチャレンジしてみて下さい。

http://www.toksy.jp/request/

オーケーバジ垣見一雅さん

  


被災者には、個々の希望に添って援助を

震災を語る詐欺、全て流されてしまった方たちにとっては、その様な方達のボランテイアを語る不法行為は、ある意味とても迷惑な事でしょう。色々ネットで探すうちに下記のサイトを見つけました。小さいお子様のいらっしゃるご家庭では、やはり香取線香、アースマットが必要なようです。私に話された気仙沼生まれの方の子供時代は、凡そ数十年前の事ですし、世の中も変わってきてます。全員が、アースマット不用とも思いません。少しでも善意の被災者さんの助けになって上げたいと思われる方は下記サイトをご覧下さい。http://www.toksy.jp/request/

テレビで避難所の光景を見るとき、女性が綺麗にお化粧されて話されています。私なりに全て流されたといっても、お化粧用具が購入できるのね・・・・とそれだけの余裕が出来たことを嬉しく解釈し、テレビ見ています。老若問わず、結構綺麗に化粧されている方が多い。そんな避難所暮らしに蚊取り線香・殺虫剤を無料配布することもないでしょう。

上記サイトの様に、家に余っているとか、個人的に不要な品を個々送るのが良いのでは。もう普通に店舗も営業されていると言う事ですし。物資の寄付は、公共団体の支持に従って送る。立場の不明な人への送付は、送らない。≪私への支援希望者は、これに当てはまる≫出来れば義捐金が望ましいと、PRされています。私は、ワールドビジョンの子供をもう一人受けるかどうかの気持ちで会合に出席したのが、とんだ迷惑な事に巻き込まれました。

今夜も又宴席でしたが、東北にも取引先のある某社長さんが仰るには、場所により宅配できないため、自分でチャーターして送るしか方法がとれない場所≪石巻等)もあるとか。知人友人親戚などの依頼に応えるのなら郵送可能かお聞きすれば良い。ボランテイアといっても、先ず近しい方から始めるのが良いでしょう。


  


石巻・気仙沼の魚師達は、蚊取り線香は要らない!

今日は、今年度最期のロータリークラブ≪創立夜間例会≫が、何時も出席できないメンバーの志賀高原某ホテルで開催されました。筍と蕨・新鮮なお刺身・食べきれない量のご馳走。≪東北でのことを思うと捨ててはいけない≫と、皆パックに包んで持ち帰りました。明日も美味しく頂けます。話題も省エネの方法などでした。

私は、今回の殺虫剤・蚊取線香等の寄付のことを5~6人に話しました。すかさず『可笑しいね。それ詐欺だと思うよ』『本当に寄付で頂く人が、寄付してくれないと文句は言わない。詐欺で儲かった・・・と思っていたのに、取れなかったから悔しかったのだ』居合わせたメンバー全員の声。

東北地方に物資流通関連のお仕事をされているHさんに至っては、『これは、向うで売る目的だ』とはっきり仰いました。あれ欲しいこれ欲しいといってくる半分は間違いなく詐欺。それだけの量を欲しいと言うことからも、それらを売る目的だと。しかも、≪この人、人が良いから巧く取れるな≫と次から次からと言ってきて詐欺と分るんだと。そもそもワールドビジョンの集まりで一人一月4500円の寄付をされている方の集い。そこへしてない方が来て≪そもそも、身内が災害で大変な時に、岡谷から長野までわざわざ来るのが可笑しい≫『それは仕事だから出て来たのだよ』。たった一人の依頼のために、そんな大金をかけてそこだけに送るわけがない。振り込め詐欺みたいなものだと。

又、メンバーの中には、石巻に身内があり魚師の兄弟二人が船を繋ぎに行って亡くなられた方もいらっしゃるのです。彼自身も気仙沼出身ですが≪香取線香?船乗りは蚊取線香は、使わないんですよ。子供の時から蚊に刺されっぱなしで、皆抗体がある。だから恐れていないんだよ≫いやはや只々驚きの連続でした。

東北被災関連の方により福祉の心が冷える・・・・とは、本当の福祉でないからです。そもそも一つの避難所でひしめき合っている中で一人一人が、蚊取り線香使うのなんて誰がお聞きしても≪火事でも起こしたら大変≫と思うでしょう。更に、送り先の相手は避難所の責任者といっていましたが、石巻の避難所は、ネットで簡単に調べられます。メモされた住所は、一般の住所番地であり、避難所ではありません。避難所は全て、公的機関です。

この方は忙しいなら人のブログなど見なければ良いのに又何かコメントで言ってくるかもしれません。でもこれを恐れていたら、この様な詐欺が横行し他の方が引っかかるかもしれません。善意の方が詐欺話に引っ掛からない様に、やはり私は皆様に知って頂いた方が良いと思い敢えて書きました。