貴方の人生・こうならないために
自分の親を罵れば、何時か子供も自分を同じに罵る。
同じく子を持つ親が教師の悪口を言うと、子供は絶対教師に従おうとしない。
見栄をはり、真実を教えず、他人を思いやらない親からは子供は一生真実が見えず、人の痛みもわからない。
他人を思いやる心は、自分が幸せだととかく見失いがちになる。
老いて境遇が不幸になるのは、急になったのでなく若い時からその様な人生をを歩んできた結果。
今私の周囲にこれらを絵に描いたように悪く忠実に生きてきた結果、正にこの通りに人生から滑落しようとしている知人がいる。彼女の若かりし頃は、栄華を極め贅沢の限りを尽くし、誰が今の惨めな人生の末路を予想したであろう。一番に思いもしなかったのは彼女自身であろう。
だから湯水のごとく自己満足の為に浪費をし、世界中を旅行した際にもその地方でしか手に入らない超高級品を買い揃え贅沢の限りを尽くしていた生活。破産したのでもない、病気になったのでもない、突然と同居する家族に家を出て行けと言われてしまった。『顔を見るのも嫌、この世からいなくなって欲しい』と言われ。自宅購入には資金全額提供してあるもう一人の子供にも拒否されてしまった老いた身。
原因は・ ・ ・ 彼女自身が自分を慈しみ育ててくれた親の介護も看護も何もしないばかりか口だけはあたかも尽くした様にうそぶき、振る舞い、親亡き後は自分の我侭勝手に従わなかった親をののしり悪口ばかり。そんな勝手は通る筈無く、何時か同じことが子供から受けるのに・・・・と案じていたら10年経たずして彼女の身に起きてしまった悲惨な現状。
さて、嫁と一緒になって母親を罵る息子も決して一人前でなく、ご自分は一人前と思っていらっしゃるが一般では通用しない。家業として働かずとも幸い生活費はある。このことも彼にとっては幸せでもあり、不幸せでもある。人様に頭を下げお金を稼がねばならないということは、ある意味人を謙虚にそして努力する人間に育て上げてくれる。程々の貧しさは人が生きてゆく上で必要である。貧しかった経験が無い人は、とても不幸であると思う。そんな立場に追い込まれた母親は、世間に向かって息子の嫁が悪いと騒ぎ立てる。世間様は笑っても誰も注意をしない。何十年と人様に偉そうに説教はしても注意されていないから、又注意されても聞く耳持たずのため、今更注意すればヒステリーを起こすか発狂するだけであろう。彼女の取り巻きは、彼女に諂う、イエスマンばかりである。
人様が注意してくれる人は幸せである。見放した時、人は誰もその相手に注意はしない。私は、先生に、上司に、顧客に注意された・・と言う方に『期待されているから注意して下さるのだよ・・・』と言って上げている。
彼女の立場で人生において欠けていたこと。何時もお金は湯水のごとく湧き出る・・と思っていたらしいこと。一年に数回の海外旅行、贅沢極めた衣類、宝石,遊行費のほんの一部を貯蓄するとか或はお金を生みさす資産に変えてあれば息子に出されても収入があっただろう。年金らしきものがあっても贅沢を極めた生活を支えるには到底足りない。
苦労し育ててくれた親を罵る悪く言う、言うのでなく言い続ける、正に狂人のなせる姿でもあった。子供も何時か同じ振る舞いをすると思わない方が思考力不足である。口応えながら子供は親の真似をしていくもの。『子供は親の言うことは聞かないが、することは真似る』娘が小学二年生の時、何かのチラシに入っていたその広告紙のようなものを、新築の家に自分の見せしめとして大きくなるまで貼り付けておいた。そして自分の鏡として常に自分自身に言い聞かせてきた。何時しかそれは私自身の血となり肉となり当たり前のこととなっている。まっすぐ生きている人には間違った道を行く人が可笑しいと即わかるものであるけれど、間違った道を長いこと生きてきた人には、自分自身を見る鏡自身が汚れているので判断できないのが人間の悲しい性であろう。
同じく子を持つ親が教師の悪口を言うと、子供は絶対教師に従おうとしない。
見栄をはり、真実を教えず、他人を思いやらない親からは子供は一生真実が見えず、人の痛みもわからない。
他人を思いやる心は、自分が幸せだととかく見失いがちになる。
老いて境遇が不幸になるのは、急になったのでなく若い時からその様な人生をを歩んできた結果。
今私の周囲にこれらを絵に描いたように悪く忠実に生きてきた結果、正にこの通りに人生から滑落しようとしている知人がいる。彼女の若かりし頃は、栄華を極め贅沢の限りを尽くし、誰が今の惨めな人生の末路を予想したであろう。一番に思いもしなかったのは彼女自身であろう。
だから湯水のごとく自己満足の為に浪費をし、世界中を旅行した際にもその地方でしか手に入らない超高級品を買い揃え贅沢の限りを尽くしていた生活。破産したのでもない、病気になったのでもない、突然と同居する家族に家を出て行けと言われてしまった。『顔を見るのも嫌、この世からいなくなって欲しい』と言われ。自宅購入には資金全額提供してあるもう一人の子供にも拒否されてしまった老いた身。
原因は・ ・ ・ 彼女自身が自分を慈しみ育ててくれた親の介護も看護も何もしないばかりか口だけはあたかも尽くした様にうそぶき、振る舞い、親亡き後は自分の我侭勝手に従わなかった親をののしり悪口ばかり。そんな勝手は通る筈無く、何時か同じことが子供から受けるのに・・・・と案じていたら10年経たずして彼女の身に起きてしまった悲惨な現状。
さて、嫁と一緒になって母親を罵る息子も決して一人前でなく、ご自分は一人前と思っていらっしゃるが一般では通用しない。家業として働かずとも幸い生活費はある。このことも彼にとっては幸せでもあり、不幸せでもある。人様に頭を下げお金を稼がねばならないということは、ある意味人を謙虚にそして努力する人間に育て上げてくれる。程々の貧しさは人が生きてゆく上で必要である。貧しかった経験が無い人は、とても不幸であると思う。そんな立場に追い込まれた母親は、世間に向かって息子の嫁が悪いと騒ぎ立てる。世間様は笑っても誰も注意をしない。何十年と人様に偉そうに説教はしても注意されていないから、又注意されても聞く耳持たずのため、今更注意すればヒステリーを起こすか発狂するだけであろう。彼女の取り巻きは、彼女に諂う、イエスマンばかりである。
人様が注意してくれる人は幸せである。見放した時、人は誰もその相手に注意はしない。私は、先生に、上司に、顧客に注意された・・と言う方に『期待されているから注意して下さるのだよ・・・』と言って上げている。
彼女の立場で人生において欠けていたこと。何時もお金は湯水のごとく湧き出る・・と思っていたらしいこと。一年に数回の海外旅行、贅沢極めた衣類、宝石,遊行費のほんの一部を貯蓄するとか或はお金を生みさす資産に変えてあれば息子に出されても収入があっただろう。年金らしきものがあっても贅沢を極めた生活を支えるには到底足りない。
苦労し育ててくれた親を罵る悪く言う、言うのでなく言い続ける、正に狂人のなせる姿でもあった。子供も何時か同じ振る舞いをすると思わない方が思考力不足である。口応えながら子供は親の真似をしていくもの。『子供は親の言うことは聞かないが、することは真似る』娘が小学二年生の時、何かのチラシに入っていたその広告紙のようなものを、新築の家に自分の見せしめとして大きくなるまで貼り付けておいた。そして自分の鏡として常に自分自身に言い聞かせてきた。何時しかそれは私自身の血となり肉となり当たり前のこととなっている。まっすぐ生きている人には間違った道を行く人が可笑しいと即わかるものであるけれど、間違った道を長いこと生きてきた人には、自分自身を見る鏡自身が汚れているので判断できないのが人間の悲しい性であろう。
子供の出来が悪いのは誰のせい?
私の知人に凄い家族がある。結婚前のお勤めを除くと、以降子育て期間も含めて、30年間、只管遊び三昧の女性がいらっしゃる。どんなお遊びか・・・・って。世界中の旅行、しかも飛行機は、エコノミーではなくビジターらしい。らしい・・と言うのは、何かでビジターとお聞きしたが、何時もそうですか?なんて野暮で聞けない。
これを一年間にあちらこちらと。何時お聞きしても外国旅行に行った時の話題が多いので、初めはツーリストの添乗員さんかと、当分の間私は勘違いしていた。海外旅行は全て母親と同行なので、費用は全額母親もち。母親の別荘では、夏はゴルフ,冬はスキー。
一家と同行されてお食事に行く時は、必ず80歳過ぎた母親が家族全員分を支払うらしい。何時もの事とはいえ、この母親がこぼしたくなる気持ちも理解できる。60歳になろうとしている夫婦が、自分の子供を含めた家族のレストランでの支払いを全く支払う意思が微塵もないというのも不思議な感情である。
スキーは、一度靭帯を故障している。それでもやめられない。家にいる時は、サークル活動、コンサート等で何時も多忙。お料理は全くできない。夫の親との二世帯住宅。食事は、義母が作って運んでくれたり、夫が作ったり。そんなこんなで60歳になってしまった。
海外留学の経験もあり、子弟も同じく留学経験あるが、自分はともかく娘の留学資金も、実家の母親のお財布から。その彼女の連合いさんも、早々と会社を早期退職されて、退職金の大半を1・2年で使い果たしてしまったという。
やはり海外旅行につかった様だ。又聞きなので私には、詳細はわからない。何時も呆れ果てて、あいた口が塞がらないということばかり。その彼氏、自分の親には、再就職されて、収入もあるとほざいていらっしゃるとか。そんな嘘何時までも続くはずも無いのだが。
娘にお金が無いと言われている80歳をとうに過ぎた母親が、最近心配の余り、電話でこぼされる。可愛い子には旅をさせろ、貧乏は買ってでも・・・とか、子供に苦労をさせて教育すべきという昔からの言い伝えをこの母親に何度言い聞かせたことか。
その度『そんな薄情なこと出来ない』『でも、スキーもゴルフもスポーツだから』『コンサートもためになる』と母親自身が弁解する。だったらご勝手にということ。詰る所、お金が無いのに夫の親がお金上げないのが悪い?と。誰がそうしたって『貴方自身がそういう娘にしたのですよ』と何時も同じことの繰り返し。
昔といっても数十年前の中国で、犯罪を犯した者は民衆の前で絞首刑にされた時代、大泥棒に『何か言いたい事はあるか』といったら『母親に会いたい』そしてその母親が連れてこられた。その大泥棒は周りの者の意に反して、『昔子供の時、家が貧しく,隣家の白菜を盗んだら、母親が涙を流して喜んだ。それから親の喜ぶ顔見たさに泥棒をしてきた。今私がこの様な惨めな立場にあるのはお前のおかげだ』といって母親を罵倒し、絞首刑になった。
最近又似た内容の泥棒の話をニュースで知った。
私は、この事件をこの老婦人にお話し、誰が悪いのでもない。あなた自身が何時までもお金を支払い、贅沢をさせ、娘に働く必要を説かなかったのが一番の原因ではないか・・・と。
子供の教育は昔から『鉄は熱いうちに打て』というでしょうと。今更、60歳の娘に言っても間に合わないが。その老婦人も親からそのようにされて大きくなった。だから子供に厳しくということが全く理解できないらしい。
これを一年間にあちらこちらと。何時お聞きしても外国旅行に行った時の話題が多いので、初めはツーリストの添乗員さんかと、当分の間私は勘違いしていた。海外旅行は全て母親と同行なので、費用は全額母親もち。母親の別荘では、夏はゴルフ,冬はスキー。
一家と同行されてお食事に行く時は、必ず80歳過ぎた母親が家族全員分を支払うらしい。何時もの事とはいえ、この母親がこぼしたくなる気持ちも理解できる。60歳になろうとしている夫婦が、自分の子供を含めた家族のレストランでの支払いを全く支払う意思が微塵もないというのも不思議な感情である。
スキーは、一度靭帯を故障している。それでもやめられない。家にいる時は、サークル活動、コンサート等で何時も多忙。お料理は全くできない。夫の親との二世帯住宅。食事は、義母が作って運んでくれたり、夫が作ったり。そんなこんなで60歳になってしまった。
海外留学の経験もあり、子弟も同じく留学経験あるが、自分はともかく娘の留学資金も、実家の母親のお財布から。その彼女の連合いさんも、早々と会社を早期退職されて、退職金の大半を1・2年で使い果たしてしまったという。
やはり海外旅行につかった様だ。又聞きなので私には、詳細はわからない。何時も呆れ果てて、あいた口が塞がらないということばかり。その彼氏、自分の親には、再就職されて、収入もあるとほざいていらっしゃるとか。そんな嘘何時までも続くはずも無いのだが。
娘にお金が無いと言われている80歳をとうに過ぎた母親が、最近心配の余り、電話でこぼされる。可愛い子には旅をさせろ、貧乏は買ってでも・・・とか、子供に苦労をさせて教育すべきという昔からの言い伝えをこの母親に何度言い聞かせたことか。
その度『そんな薄情なこと出来ない』『でも、スキーもゴルフもスポーツだから』『コンサートもためになる』と母親自身が弁解する。だったらご勝手にということ。詰る所、お金が無いのに夫の親がお金上げないのが悪い?と。誰がそうしたって『貴方自身がそういう娘にしたのですよ』と何時も同じことの繰り返し。
昔といっても数十年前の中国で、犯罪を犯した者は民衆の前で絞首刑にされた時代、大泥棒に『何か言いたい事はあるか』といったら『母親に会いたい』そしてその母親が連れてこられた。その大泥棒は周りの者の意に反して、『昔子供の時、家が貧しく,隣家の白菜を盗んだら、母親が涙を流して喜んだ。それから親の喜ぶ顔見たさに泥棒をしてきた。今私がこの様な惨めな立場にあるのはお前のおかげだ』といって母親を罵倒し、絞首刑になった。
最近又似た内容の泥棒の話をニュースで知った。
私は、この事件をこの老婦人にお話し、誰が悪いのでもない。あなた自身が何時までもお金を支払い、贅沢をさせ、娘に働く必要を説かなかったのが一番の原因ではないか・・・と。
子供の教育は昔から『鉄は熱いうちに打て』というでしょうと。今更、60歳の娘に言っても間に合わないが。その老婦人も親からそのようにされて大きくなった。だから子供に厳しくということが全く理解できないらしい。
カーリングペアレント
ある母Aさん
Kさん大学生の時、スポーツカー欲しいと母親Aに。我侭だったKさん《スポーツカーが自分に身分不相応》なんて、考えることもなく。
母Aさん、『買わない』ともいわず車のセールスマンの長い説明を。Kさん、もちろんスポーツカー買ってもらえるものと。
ところがセールスマンが来て、ナガーイ説明を聞いただけ。Kは、母親がセールスマンの説明を聞くと言った時点で、もちろん買ってもらえるものとばかり。何の反応もない買ってくれる様子のない母親に、大恥をかいたとも。だから二度と同じことしないと。
もう一人の母B
中学生になっても、勉強もせず、遊んでばかりの娘。毎日、台所でケーキ焼いたり、友人呼んで大騒ぎ。中2のお誕生日、『パーテイをするから』と母親の反対押し切り友達5~6人招待。(もうその当時、誰もお誕生パーテイをする友人もないのに)
母の反対無視しても、お誕生会として友人招待してしまえば、母は、絶対ご馳走してくれると見込んで。何時も、勝手、我侭、勉強嫌い、遊ぶことばかり。親に迷惑をかけても悪いとか済まないなんてちっとも思わない。母親の忠告を聞くこともなく、大きなケーキを作り。あんなに反対しても『お母さんは、絶対美味もの沢山用意してくれると』信じきって。
母は、その時、一大決心。(どうしたら、我侭勝手な娘の根性を正せるかしら?)と。
娘の期待を裏切り家出。(実は、様子を探るため隠れて)数時間後、プレゼントを持参の友人たち次々と来訪。母は、Sに見つからない様に、そっと居間を覗くと、テーブルの上に娘が作ったケーキがひとつ。
友人たちは、Sへのお誕生日プレゼントをケーキの周りに置き、いつか母が美味しいもの沢山持ってきてくれると信じて。
彼らがじーっとケーキを見つめていたその時間、母にとってはとても長いこと。
この母、ご馳走を振舞うよりも、何もしないでいるほうが、余程辛くて大変。友人を前に娘に大恥をかかせないと、娘の勝手我侭は絶対直らないと。一大決心しての大冒険。
ストーリー①のKさんは、野球選手長嶋茂雄様のご長男一茂さん、母親は亡き亜希子さん。これ以後、こんな恥をかきたくないので、一茂さん、二度とこんなことはしなかったと。
ストーリー②は、我が家の話。私が、忙しい・・・・といえば、それ以降は、我侭も多少は我慢するように。
こうして、親たちは、子の独立・独り立ちのため、知恵を出して恥をかかせて、我が子可愛さの為、一人前にするために苦労しているのです。
今朝テレビで、29歳の息子が働かず生活費/こずかいを老親にせびっているけれど・・・と言う相談に対して、長嶋一茂さんが答えたものです。②は、それを聞きながら、数十年前を思い出した私。
長嶋亜希子さん、見事ですね。
子供に対して、『親がいなくては、子供がだめになる』と何時も子供をサポートし、自立できないようにしている親のこと、カーリングペアレントというそうです。
オリンピックで日本・カナダ選手などが活躍しているカーリング。あのボールが子供。親と子供の共依存が強化されてしまった関係とか。
親は、何時でも薄情になれる・・・と子供に対して、演技のひとつもできなければ。我侭子供は一人前にはなろうとしません。
Kさん大学生の時、スポーツカー欲しいと母親Aに。我侭だったKさん《スポーツカーが自分に身分不相応》なんて、考えることもなく。
母Aさん、『買わない』ともいわず車のセールスマンの長い説明を。Kさん、もちろんスポーツカー買ってもらえるものと。
ところがセールスマンが来て、ナガーイ説明を聞いただけ。Kは、母親がセールスマンの説明を聞くと言った時点で、もちろん買ってもらえるものとばかり。何の反応もない買ってくれる様子のない母親に、大恥をかいたとも。だから二度と同じことしないと。
もう一人の母B
中学生になっても、勉強もせず、遊んでばかりの娘。毎日、台所でケーキ焼いたり、友人呼んで大騒ぎ。中2のお誕生日、『パーテイをするから』と母親の反対押し切り友達5~6人招待。(もうその当時、誰もお誕生パーテイをする友人もないのに)
母の反対無視しても、お誕生会として友人招待してしまえば、母は、絶対ご馳走してくれると見込んで。何時も、勝手、我侭、勉強嫌い、遊ぶことばかり。親に迷惑をかけても悪いとか済まないなんてちっとも思わない。母親の忠告を聞くこともなく、大きなケーキを作り。あんなに反対しても『お母さんは、絶対美味もの沢山用意してくれると』信じきって。
母は、その時、一大決心。(どうしたら、我侭勝手な娘の根性を正せるかしら?)と。
娘の期待を裏切り家出。(実は、様子を探るため隠れて)数時間後、プレゼントを持参の友人たち次々と来訪。母は、Sに見つからない様に、そっと居間を覗くと、テーブルの上に娘が作ったケーキがひとつ。
友人たちは、Sへのお誕生日プレゼントをケーキの周りに置き、いつか母が美味しいもの沢山持ってきてくれると信じて。
彼らがじーっとケーキを見つめていたその時間、母にとってはとても長いこと。
この母、ご馳走を振舞うよりも、何もしないでいるほうが、余程辛くて大変。友人を前に娘に大恥をかかせないと、娘の勝手我侭は絶対直らないと。一大決心しての大冒険。
ストーリー①のKさんは、野球選手長嶋茂雄様のご長男一茂さん、母親は亡き亜希子さん。これ以後、こんな恥をかきたくないので、一茂さん、二度とこんなことはしなかったと。
ストーリー②は、我が家の話。私が、忙しい・・・・といえば、それ以降は、我侭も多少は我慢するように。
こうして、親たちは、子の独立・独り立ちのため、知恵を出して恥をかかせて、我が子可愛さの為、一人前にするために苦労しているのです。
今朝テレビで、29歳の息子が働かず生活費/こずかいを老親にせびっているけれど・・・と言う相談に対して、長嶋一茂さんが答えたものです。②は、それを聞きながら、数十年前を思い出した私。
長嶋亜希子さん、見事ですね。
子供に対して、『親がいなくては、子供がだめになる』と何時も子供をサポートし、自立できないようにしている親のこと、カーリングペアレントというそうです。
オリンピックで日本・カナダ選手などが活躍しているカーリング。あのボールが子供。親と子供の共依存が強化されてしまった関係とか。
親は、何時でも薄情になれる・・・と子供に対して、演技のひとつもできなければ。我侭子供は一人前にはなろうとしません。
人様の忠告
娘が未だ中学生だった二十数年前、お稽古に来ていたAちゃんのお母様Nさんが仰いました。
『先生ね、Sちゃん(娘の名前)が学校出てからお勤めして、勤務先嫌だとか言ったその時
黙ってそのまま受け入れて、家に置いといて、おこずかい渡しちゃあ駄目だよ。
お仕事しないでそのまま、家でブラブラ一生終わってしまうから・・・・・・』と、何とはなく仰いました。(当時ニートなんて言葉もなく)
又、子供が学生時代、同業者の年配の方から、『子供から、お金足りない・・・と言われても、
足りない金額全部送ってはいけないよ。ちょっとずつ、ちょっとずつ送るんだよ。』とも。
只、この忠告は、既に困ったときのために,預金通帳を預けておいたら
全額引き落とされ遣われてしまった後でした。
でも、まだまだ娘とは、一生のお付き合いです。
常にこの忠告を念頭に行動しています。
何気なく注意して下さる方たち、人生の大事な、取り返し出来ない事に対しての大切な忠告。
まだ早い・・・とか、我子に限って、そんなはず無い・・・などと人事のように聞き流さないで。
しっかりと心に留めておくこと大事ですよ。
『先生ね、Sちゃん(娘の名前)が学校出てからお勤めして、勤務先嫌だとか言ったその時
黙ってそのまま受け入れて、家に置いといて、おこずかい渡しちゃあ駄目だよ。
お仕事しないでそのまま、家でブラブラ一生終わってしまうから・・・・・・』と、何とはなく仰いました。(当時ニートなんて言葉もなく)
又、子供が学生時代、同業者の年配の方から、『子供から、お金足りない・・・と言われても、
足りない金額全部送ってはいけないよ。ちょっとずつ、ちょっとずつ送るんだよ。』とも。
只、この忠告は、既に困ったときのために,預金通帳を預けておいたら
全額引き落とされ遣われてしまった後でした。
でも、まだまだ娘とは、一生のお付き合いです。
常にこの忠告を念頭に行動しています。
何気なく注意して下さる方たち、人生の大事な、取り返し出来ない事に対しての大切な忠告。
まだ早い・・・とか、我子に限って、そんなはず無い・・・などと人事のように聞き流さないで。
しっかりと心に留めておくこと大事ですよ。
親って有難い
今日は福祉活動の原点になったDさんのお話をします。Dさんは当社が管理している貸家に15年ほど前に入居されました。
契約に来た当初からアララ?という発言をしておりました。私は忙しく、アララ?に対して
何か苦情を言った覚えはあります。何かご本人は離婚はしたけれど、子供には十分なお小遣いをあげている・・・といったような。
私は《必要無いのに余計なお金を子供に与えるな!》と結構強く言ったような気がします。《何しろ書類を作っているほうに気をとられているので》語調も強かったような。
その後10年ばかり家賃が遅れたり、支払いできなかったり。私のことですから、多分それなりに何か注意していたんだと思いますが。私は、塾を経営した経験もあり生徒にも親にも何時も本音で接していましたから。言い方を飾るとか優しそうになんてどだい私には無理なこと分かっています。
それから10年位過ぎてから,ある時不意に言われました。
『私は、施設で大きくなったんです。洋服でも持ち物でも施設の子だから貧しい。
親になったら絶対自分の子にはお金をかけて惨めな思いをさせないと。だから子供には十分過ぎるほど与えてきました。でも子供は期待はずれな結果。最近社長さんが言った言葉が漸く理解できるようになりました。
もし私に親がいたら、社長さんが私に言ったような言葉を言ってくれたのだと思うと。』
私は、意識することなど無く、ただ当たり前なことを言っていただけなのです。
でもこの当たり前なことを、したり言ったりすることが貴重な存在になっているんですね。最近、宇宙人みたいなことをおっしゃるいい年の大人に遭遇する機会が多いんです。
親とは本当に有難いものですね。
まあ昨今親の姿も変わり、様々なタイプの親が出現しているようですが。(-_-)ノシ・・・ハァ・・・

誰か来たのかな?とお客様の匂い探し中の我家の舅小姑二人。
20歳のミーニャは、9歳のププに小言をいい、私に何かと言いつけます。
契約に来た当初からアララ?という発言をしておりました。私は忙しく、アララ?に対して
何か苦情を言った覚えはあります。何かご本人は離婚はしたけれど、子供には十分なお小遣いをあげている・・・といったような。
私は《必要無いのに余計なお金を子供に与えるな!》と結構強く言ったような気がします。《何しろ書類を作っているほうに気をとられているので》語調も強かったような。
その後10年ばかり家賃が遅れたり、支払いできなかったり。私のことですから、多分それなりに何か注意していたんだと思いますが。私は、塾を経営した経験もあり生徒にも親にも何時も本音で接していましたから。言い方を飾るとか優しそうになんてどだい私には無理なこと分かっています。
それから10年位過ぎてから,ある時不意に言われました。
『私は、施設で大きくなったんです。洋服でも持ち物でも施設の子だから貧しい。
親になったら絶対自分の子にはお金をかけて惨めな思いをさせないと。だから子供には十分過ぎるほど与えてきました。でも子供は期待はずれな結果。最近社長さんが言った言葉が漸く理解できるようになりました。
もし私に親がいたら、社長さんが私に言ったような言葉を言ってくれたのだと思うと。』
私は、意識することなど無く、ただ当たり前なことを言っていただけなのです。
でもこの当たり前なことを、したり言ったりすることが貴重な存在になっているんですね。最近、宇宙人みたいなことをおっしゃるいい年の大人に遭遇する機会が多いんです。
親とは本当に有難いものですね。
まあ昨今親の姿も変わり、様々なタイプの親が出現しているようですが。(-_-)ノシ・・・ハァ・・・

誰か来たのかな?とお客様の匂い探し中の我家の舅小姑二人。
20歳のミーニャは、9歳のププに小言をいい、私に何かと言いつけます。
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